ワシントン州の概要

ワシントン州

ワシントン州の特徴

カリフォルニア州オレゴン州と共にリベラルな気風で知られています。
経済面では、ボーイング社、マイクロソフト、Amazon.com、スターバックスなどなど世界に名を馳せる有名な企業の本拠地が多いことでも有名です。
気候も温暖なシアトルは、アメリカで住んでみたい街の上位によくランキングされる人気の都市です。
美しい自然と、整備された都市が共存しており、誰もが住んでみたいという気持ちを抱くのも納得です。

ワシントン州の州都

オリンピア Olympia

ワシントン州の成立過程

ワシントン州の旗さまざまな先住民が暮らすこの地に、ヨーロッパ人がやってきたのは17世紀ごろといわれています。
この地はさまざまな国の探検家によって探検されました。
そんなこともあって、領有権を巡ってはアメリカの他にもイギリス、フランス、ロシア、スペインが名乗りをあげます。
その後、この地は1818年からオレゴン・カントリーの一部として、イギリスとアメリカに共同で占有されることになります。
両国はその境界線でもめますが、1846年のオレゴン条約により北アメリカにおけるアメリカとイギリスの境界が決定ました。
それが「北緯49度線に平行」であり、後にこの線がアメリカとカナダの国境となりました。
これにより、イギリスとの共有地だったこの地はアメリカに併合されることになりました。
1848年オレゴン準州の一部となり、1853年にはオレゴン準州から分離し、ワシントン準州となります。
この頃は、西へ向かう開拓者たちで人口がぐっと増加し街は賑わいをみせたそうです。
そして1889年11月11日、42番目の州に昇格することになりました。

隣の州との関係

北をカナダ、東をアイダホ州、南をオレゴン州、西を太平洋に接しています。

アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム

アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム ワシントン州発行年 2007年  発行順 42番
壮大なレイニア山をバックに飛び跳ねるキングサーモンの姿が描かれているコインです。活火山であるレイニア山は標高が4,392mもあり、広い範囲が雪と冷たい氷で覆われています。東と西の間に立ち、キングサーモンと同じくワシントン州のシンボルとなっています。キングサーモンは、太平洋岸北西部の文化における伝統的なシンボルであり、先住民に栄養を供給する大切な食べ物でした。ちなみに州の名前でもあるワシントンは、コインの表側のデザインでもある初代大統領ジョージ・ワシントンに由来しています。
画像提供:”United States coin images from the United States Mint.”

ワシントン州の場所

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