ラスベガス 観光

07年08月28日
Link-USA

朝のラスベガスを散策


ラスベガスの朝USしゅんです。
今日まで、毎日、早朝に出発してきました。が、今日は珍しく午前中の予定がありません。せっかくなので、ホテルのまわりをうろついてみることにしました。
まずは、泊まっている『ルクソール ラスベガスLuxor Las Vegas)』の前から出ているモノレールに乗ってみることにしました。

ラスベガスの朝モノレール乗り場はスフインクス?の足元にありました。本物を見たことがないし、スフインクスのことをよく知ってるわけではないので正しい評価はできませんが、なかなか迫力があります。
モノレールは無料で乗り降り自由でした。

ラスベガスの朝モノレールは、隣の『 Mandalay Bay 』というホテルを基点にして運行されていました。駅の中はエスカレーターがついた階段しかありません。そしてその階段を下りるとカジノが現れます。他に出口はなく、これはカジノ直結のモノレールのようです。

ラスベガスの朝モノレールの路線図?がありました。
モノレールは、『マンダレイベイMandalay Bay)』と近くのホテルを結んでいます。
Aがワレワレが泊まっているルクソール ラスベガス Bがこのモノレールの基点となっているマンダレイベイというホテルです。

ラスベガスの朝カジノは撮影禁止なので、取材ができません。
しょうがないので、ホテルの外を観察してみることにしました。
マンダレイベイから道路をはさんだ反対側にマクドナルドを見つけました。果たして、ラスベガスのマクドナルドはどんな感じなのでしょうか。

ラスベガスの朝どきどきしながら入りましたが、そこにあったのは普通のマクドナルドでした。

ラスベガスの朝普通のモーニングメニューを食べました。

ラスベガスの朝ルクソール ラスベガスまで歩いて帰りました。期待していたのですが、道路沿いには特に何もありませんでした。
ホテルとホテルの間は通路で結ばれています。通路によってはショップをともなっていたりもします。外の世界と遮断することで、お客さんを完全に囲いこんでしまおうとしているのでしょうか。
いずれにせよ、入り口が見つからず、外から中へ戻るのが大変でした。

ラスベガスの朝LINK-USAの発起人『 Mr.M 』と待ち合わせをしていた11:00になりました。
昼食をいただきながら、今日の予定を確認することになりました。
そして、ルクソール ラスベガスの中にあるメキシカンのお店へ入りました。

ラスベガスの朝そのお店の料理はなかなかおいしかったです。量は多めでした。
LINK-USAの発起人『 Mr.M 』から今日の予定の説明がありました。ラスベガスでは、観光業に携わっている方とミーティングをする予定があるそうですが、それは時間が決まっているわけではないとのこと。というわけで、その連絡が入るまで、ドライブに出かけることになりました。

フーバーダムへドライブ


ラスベガスの朝A地点、ルクソール ラスベガス B地点、ラスベガス空港
C地点、フーバーダム
ラスベガスの近くにある、
フーバーダムHoover Dam )』へ行こうというのです。それは、アメリカ大陸で一番大きいダムだそうです。


フーバーダムを目指してフーバーダムHoover Dam )』を目指して出発することになりました。昼の12:30です。ラスベガスはいいお天気でした。

フーバーダムを目指してフーバーダムは、アメリカで一番大きいダムなのだそうです。
気になって調べてみました。
左の図の赤い矢印の場所にフーバーダムがあります。ダムによってできた人造湖はミード湖
なんとその上流はグランドキャニオンでした。
そして、その上流にペイジの町とレイク・パウエルがありました。
その17でレポートした「グレン・キャニオン・ダム」があるところです。
今日まで走り回って見てきた場所が、水の流れで全部つながっているのです。いや、水の流れがあったからこそ、そのまわりにいろんな場所ができたのかもしれません。

フーバーダムを目指してカジノを出発してすぐ、建設中の建物が多いことに気がつきました。新しい住宅街もたくさんあります。
LINK-USAの発起人『 Mr.M 』が教えてくれました。 ラスベガスは税金が安い。治安もいい。なので企業が進出し始めている。カジノからスタートした街だが、今、郊外には企業がどんどん集まってきている。

フーバーダムを目指して確かに、どこまで走っても街が続いています。ラスベガスは大きな街でした。
昔、『バグジー』という映画を観たことがあります。ラスベガスを作った男の話です。マフィアから資金を借りて『フラミンゴ』というホテルをつくりますが、失敗つづきで最終的にマフィアに暗殺されて終わります。


フーバーダムを目指してその映画の印象が強かったので、ラスベガスはマフィアだらけだと思っていました。映画の内容は実際にあった話です。バグジーとあだ名された男はいたし、1946年12月にフラミンゴはオープンしています。そして、1947年6月にバグジーは暗殺されました。
実際にラスベガスがマフィアに牛耳られていた時代はあったそうです。が、法律や経営の体制が変わり、1980年代にマフィアは撤退しました。
ロバート・デ・ニーロとシャロン・ストーン主演の「カジノ」という映画がありますが、そこに出てくるラスベガスが、ちょうどその最後の頃だそうです。

フーバーダムを目指して1990年代になり、ラスベガスのホテルが変化します。目の前で火山が噴火するホテルや、海賊をテーマにしたホテルが造られました。今回滞在しているピラミッド型のホテルができたのも、その時代だそうです。ギャンブルの街が、エンターテイメントの街になっていきました。

フーバーダムを目指してさてさて、ホテルから30分ほど東へやってきました。

フーバーダムに到着


フーバーダムを目指して

その高台の道路脇に、クルマを停めて景色を眺めるスポットがありました。
そこからは、遠く、ミード湖が見えました。フーバーダムで作られたダム湖です。
実際は大迫力だったのですが、写真では伝わりませんね。


フーバーダムを目指してホテルを出てから約1時間後、フーバーダムに到着しました。そこにあったのは、とても巨大なダムでした。

全米一のダム。フーバーダムフーバーダムHoover Dam )』に到着しました。
こんなに大きいダムは今まで見たことがありません。生まれて初めて見ます。
現在の時間は13:30です。
この写真では小さすぎてわかりませんが、ダムの上にはたくさんの観光客がやってきています。そして、はるか下を見下ろして歓喜の声をあげています。
このフーバーダムの貯水量は約400億トンだそうです。ちなみに日本最大の湖、琵琶湖の貯水量でも300億トンありません。このダムがどれだけ大きいかがわかります。
実際に見てきた人間からすると、この写真では大きさが伝わってないような気がします。

全米一のダム。フーバーダムダムの上にいる観光客の姿を拡大してみますね。
このダムがどれだけ大きいかが、おわかりいただけましたでしょうか。

全米一のダム。フーバーダムでは、ダムの上へ立ってみたいと思います。駐車場にレンタカーを停めて、ダムの上まで歩いてきました。

全米一のダム。フーバーダムでかいです。
でかすぎます。
1931年に着工し、1936年に竣工したそうです。
※1935年に完成と書いてある資料もあります。最初はボールダーダムという名前でした。1947年に、ダムをつくった大統領の名前をいただいて、フーバーダムと改名されました。
それにしても、竣工した1936年といえば、日本はまだ昭和11年です。そんな時代に、アメリカはこのような大きなものを造れたわけです。

全米一のダム。フーバーダム国力の差は歴然としていました。
そのような国と戦った、戦わねばならなかった日本を思って、なんとも言えない気持ちになりました。
が、このコーナーの取材主旨から脱線するので忘れます。
それにしてもでかいです。

全米一のダム。フーバーダム昔に作られたダムらしく、つくりはとてもシンプルです。
ダムの上に立つ左の写真のような感じになります。壁は腰の高さしかありません。高所恐怖症の人は、下を見下ろすことができないどころか、このダムの上を歩くこともできないかもしれません。
奥に傾いた鉄塔が見えています。最初は工事中か?と思いましたが、最初からこういう造りになっているそうです。

全米一のダム。フーバーダム傾いた鉄塔の近くで撮った写真です。
送電線は、谷間の発電所めがけて落ちるように伸びています。

全米一のダム。フーバーダムこの写真ではわかりにくいですが、岩肌に無数の鉄塔がはりついています。そして、全て傾いています。今まで見たことのない、すごい風景です。それらから伸びている送電線もすべて、谷間の発電所へ続いています。

全米一のダム。フーバーダムダムの上を通過し、ミード湖を見下ろす駐車場へやってきました。
何もかもが大きすぎて言葉を失います。
このフーバーダムでは、あまり日本人観光客を見かけません。アメリカ人にとっては、ラスベガスの観光地といえばフーバーダム、というくらいの場所らしく、ラスベガスのナイトショーよりも集客率が高いそうです。確かにたくさんのアメリカ人がやってきていました。

ミード湖の湖畔


ラスベガス2日目の夜フーバーダムのダム湖『ミード湖』の湖畔へやってきました。ミード湖ラスベガス側には有料道路が通っています。その途中にあった展望駐車場にクルマを停めてみました。ミード湖を見下ろしています。有料道路はできたばかりのようでした。ダムができてからもう半世紀以上が経過しているというのに、このあたりはまだまだ未開発です。

ラスベガス2日目の夜そこから眺めるミード湖は、ただただ広く、そして『生』を感じさせない水溜りのように見えました。大地が乾燥していて緑が少ないからそう感じたのかもしれません。

レイク・ラスベガス Lake Las Vegas


ラスベガス2日目の夜有料道路からラスベガスへ戻る途中、『レイク・ラスベガス( Lake Las Vegas )』という一画を見つけました。
高級リゾート地のようです。

ラスベガス2日目の夜そこには高級ホテルのザ・リッツ・カールトンがありました。なんだか建物が新しいと思ったら、2003年2月にできたばかりだそうです。
ラスベガスにあるホテルなので、中にはカジノも入っています。が、どちらかというとゴルフを楽しむリゾートのようでした。

次回 ⇒ 16. ラスベガス2日目の夜 に続く


  1. 成田空港からアメリカ本土へ向けて出発
  2. アメリカ国内線に乗る(U.S.Airways)
  3. いざ、セドナへ
  4. セドナ に到着
  5. セドナで迎えた気持ちいい朝
  6. ボルテックス・ロケーション
  7. カセドラル・ロック ~ 赤い岩山を見た!
  8. セドナのアップタウン
  9. 一路北へ ~ ルート66に合流
 10. グランド キャニオン 国立公園を観光
 11. 予定変更! 雨のグランドキャニオンを脱出
 12. ザイオン国立公園
 13. ザイオンからラスベガスへ
 14. ピラミッドに泊まる ~ ルクソール・ホテル
 15. ラスベガス 観光
 16. ラスベガス2日目の夜
 17. さらばラスベガス