博物館を見学しました

07年10月02日
Link-USA
博物館を見学しましたセグウェイに乗ってやってきたのは、
Mill City Museum
製粉業の博物館でした。19世紀後半から20世紀初頭まで、ミネアポリスは世界の製粉工場と呼ばれていました。その軌跡が展示されている博物館です。

博物館を見学しました

どこでもそうですが、工業地帯は海や川の近くに発達します。水源や運搬を考慮するからです。
ミネアポリスの工場地帯は、ミシシッピ川のほとりにありました。


博物館を見学しましたこの製粉工場は1965年に閉鎖され、1991年に火災にあってしまいます。と、1990年代後半からミネソタの史学会が動き始めます。製粉所の博物館を造ろうというのです。
そして、2003年にこの博物館が誕生しました。

博物館を見学しました博物館としては新しいのです。建物は古いですが、中の仕組みは最新です。
たとえばこれは、ミネソタの製粉業を学ぶアトラクション?です。客席そのものが大型エレベーターになっていて、移動しながら各階の展示物&ムービーを見学します。
説明はすべて英語です。USしゅんは英語が苦手ですが、説明に動きがあるのでなんとなく理解できます(多分)

博物館を見学しましたもうひとつ観ておくべきなのが、
『 Minneapolis in 19 Minutes Flat 』
という19分のミニムービーです。
Kevin Kling という演出家が自ら出演しているミニムービーで、ミネアポリスの歴史をおもしろく分かりやすく説明&案内してくれます。

博物館を見学しましたMill City Museum の最上階は展望台になっています。ここから、ミシシッピ川を見下ろすことができます。
天気が少し悪いですが、眺めは最高でした。

博物館を見学しました真下に Stone Arch Bridge が見えていました。
セグウェイで走ってきた昔の鉄橋です。

博物館を見学しましたMill City Museum の中には、その鉄橋を走っていた貨物列車も展示されています。
けっこういろんなものが展示されています。
もちろん解説などは英語です。
USしゅんのように英語が苦手(というかダメ)な人は、事前学習してから行かれることをオススメします。効率よくまわって、いろんな情報・知識を吸収しましょう。

博物館を見学しましたこのあと、Mill City Museum と並んで建てられている、『 Guthrie Theater 』も見学させていただきました。
2006年にオープンしたばかりの劇場です。
この建物はできたばかりですが、ミネアポリスの演劇の歴史はとても古いものでした。この劇場のルーツがオープンしたのは、1963年だそうです。

博物館を見学しましたスタッフの方に、中を案内していただきました。が、残念ながら、ほとんどの場所は撮影禁止でした。演出家や美術担当者の著作権があるものばかりだからです。
セグウェイに乗りながら見上げたでっぱりは、撮影OKだったので写真を撮ってみました。

博物館を見学しました古い鉄橋の名残か何かだと思っていたのですが、違いました。Guthrie Theater 建設の際に新たに造られたものだそうです。
このでっぱりは、ミシシッピ川に向って伸びています。そして、先っぽが途中でなくなっています。『永遠に続く橋』なのだそうです。

次回 ⇒ ミネアポリスの街の中 に続く


  1. ミネアポリスに到着2. セント・ポール探索へ出発
  3. 鉄道王ジェームズJヒル邸を見学4. セントポールをうろうろする
  5. スカイウェイを歩きました6. セグウェイに乗って行こう
  7. ストーン・アーチ・ブリッジをセグウェイで!
  8. 博物館を見学しました9. ミネアポリスの街の中
 10. ライト・レール/ハイアワサ・ライン11. ラディソン・ブルーミントン
 12. 北へ向って走れ!13. ヒビング( Hibbing )という町で
 14. ヒビングは今15. スプリットロック灯台
 16. ダルースを目指して17. 夜のダルース
 18. ダルースの水族館 19. スペリオル湖鉄道博物館
 20. ダルースから、一路サウスダコタ州を目指します
 21. ラピッドシティに到着22. バッドランズ Badlands
 23. ラピッドシティの夜 Rapid City24. マウント・ラッシュモア国立記念碑
 25. マウント・ラッシュモア国立記念碑 4人のアメリカ大統領
 26. クレイジーホース Crazy Horse
 27. クレイジーホースの顔のところまで行きました
 28. 針のような街道・ニードルハイウェイy29. ミネアポリスの夜