ヒビングは今

07年10月03日
Link-USA

露天掘りの鉱山を見せていただいたあと、町へ戻ってきました。
ちなみに、露天掘りの鉱山は誰でも見にいくことができるようです。特別な手続きも入場料も必要ありません。


次に案内していただいたのは、ヒビングのハイスクールでした。
このハイスクールが建てられたのは1920年です。ヒビングが鉱山の町として全盛期を迎えているときです。
なんと当時のお金で4ミリオンダラーかけて建設されたそうです。4ミリオンダラーといえば、単純計算しても4億円、当時の円レートで計算したら….とんでもない金額になります。
当時のヒビングが、どれだけ栄えていたかを象徴する建物かもしれません。
さて、このハイスクールは、現在ももちろんハイスクールとして使われています。今日は平日なので授業が行われています。


いきなりトイレを見せられました。壁が大理石なのだそうです。確かに、とんでもなく贅沢です。
それにしても、誰もいなくてよかったです。聞いたら今は授業中だそうです。
授業中だと聞いて、モクさんがそわそわし始めました。授業を見学したいというのです。


ヒビングは今許可をいただいて、モクさんが授業に乱入しました。入るなり、モクさんは、この『リンクUSA』の説明を始めました。みんなの写真とか、この学校が載るから見てね、なんて言ってます。
生徒たちは笑いながら話を聞いてくれました。

そのあと、図書館や講堂を見せていただきいました。
このハイスクールは、どこもかしこもお金がかかっています。講堂も豪華でした。劇場のようです。現在も使われているそうですが、USしゅんは日本の学校の講堂しか知らないので、ここでどんな朝礼が行われるのか、想像できませんでした。


ボランティアの老夫婦とは学校で別れました。
ミネソタ観光局のポールが次に連れて行ってくれたのは、ボブ・ディランの名前がついたストリートでした。そこにはボブ・ディランが育ったという家がありました。
別に中へ入れるわけではありません。
ただ外から見るだけです。


もう一箇所、ここだけは見ておくべきと案内されたのは、グレイ・ハウンド・バスのミュージアムでした。
グレイ・ハウンド・バスは、アメリカ合衆国で最大規模のバス会社です。
このバス会社は、1914年にここヒビングで設立されたそうです。アメリカの発展とともに成長し、1927年にはカリフォルニアからニューヨークまでの大陸横断旅行が出来るほどにまでになりました。
残念ながら?現在は、本社はテキサス州ダラスへ移ってしまっています。


モクさんがニコニコしています。どうしたのか尋ねたら、思い出のバスを見つけたそうです。学生時代、モクさんはこのタイプのバスに乗って、アメリカを移動しまくっていました。
それにしても、このミュージアムは静かです。アメリカを代表するバス会社のミュージアムとは思えません。


次回 ⇒ スプリットロック灯台 に続く


  1. ミネアポリスに到着2. セント・ポール探索へ出発
  3. 鉄道王ジェームズJヒル邸を見学4. セントポールをうろうろする
  5. スカイウェイを歩きました6. セグウェイに乗って行こう
  7. ストーン・アーチ・ブリッジをセグウェイで!
  8. 博物館を見学しました9. ミネアポリスの街の中
 10. ライト・レール/ハイアワサ・ライン11. ラディソン・ブルーミントン
 12. 北へ向って走れ!13. ヒビング( Hibbing )という町で
 14. ヒビングは今15. スプリットロック灯台
 16. ダルースを目指して17. 夜のダルース
 18. ダルースの水族館 19. スペリオル湖鉄道博物館
 20. ダルースから、一路サウスダコタ州を目指します
 21. ラピッドシティに到着22. バッドランズ Badlands
 23. ラピッドシティの夜 Rapid City24. マウント・ラッシュモア国立記念碑
 25. マウント・ラッシュモア国立記念碑 4人のアメリカ大統領
 26. クレイジーホース Crazy Horse
 27. クレイジーホースの顔のところまで行きました
 28. 針のような街道・ニードルハイウェイy29. ミネアポリスの夜