露天掘りの鉱山を見せていただいたあと、町へ戻ってきました。
ちなみに、露天掘りの鉱山は誰でも見にいくことができるようです。特別な手続きも入場料も必要ありません。
次に案内していただいたのは、ヒビングのハイスクールでした。
このハイスクールが建てられたのは1920年です。ヒビングが鉱山の町として全盛期を迎えているときです。
なんと当時のお金で4ミリオンダラーかけて建設されたそうです。4ミリオンダラーといえば、単純計算しても4億円、当時の円レートで計算したら….とんでもない金額になります。
当時のヒビングが、どれだけ栄えていたかを象徴する建物かもしれません。
さて、このハイスクールは、現在ももちろんハイスクールとして使われています。今日は平日なので授業が行われています。
いきなりトイレを見せられました。壁が大理石なのだそうです。確かに、とんでもなく贅沢です。
それにしても、誰もいなくてよかったです。聞いたら今は授業中だそうです。
授業中だと聞いて、モクさんがそわそわし始めました。授業を見学したいというのです。

生徒たちは笑いながら話を聞いてくれました。
そのあと、図書館や講堂を見せていただきいました。
このハイスクールは、どこもかしこもお金がかかっています。講堂も豪華でした。劇場のようです。現在も使われているそうですが、USしゅんは日本の学校の講堂しか知らないので、ここでどんな朝礼が行われるのか、想像できませんでした。
ボランティアの老夫婦とは学校で別れました。
ミネソタ観光局のポールが次に連れて行ってくれたのは、ボブ・ディランの名前がついたストリートでした。そこにはボブ・ディランが育ったという家がありました。
別に中へ入れるわけではありません。
ただ外から見るだけです。
もう一箇所、ここだけは見ておくべきと案内されたのは、グレイ・ハウンド・バスのミュージアムでした。
グレイ・ハウンド・バスは、アメリカ合衆国で最大規模のバス会社です。
このバス会社は、1914年にここヒビングで設立されたそうです。アメリカの発展とともに成長し、1927年にはカリフォルニアからニューヨークまでの大陸横断旅行が出来るほどにまでになりました。
残念ながら?現在は、本社はテキサス州ダラスへ移ってしまっています。
モクさんがニコニコしています。どうしたのか尋ねたら、思い出のバスを見つけたそうです。学生時代、モクさんはこのタイプのバスに乗って、アメリカを移動しまくっていました。
それにしても、このミュージアムは静かです。アメリカを代表するバス会社のミュージアムとは思えません。
次回 ⇒ スプリットロック灯台 に続く
1. ミネアポリスに到着 | 2. セント・ポール探索へ出発 |
3. 鉄道王ジェームズJヒル邸を見学 | 4. セントポールをうろうろする |
5. スカイウェイを歩きました | 6. セグウェイに乗って行こう |
7. ストーン・アーチ・ブリッジをセグウェイで! | |
8. 博物館を見学しました | 9. ミネアポリスの街の中 |
10. ライト・レール/ハイアワサ・ライン | 11. ラディソン・ブルーミントン |
12. 北へ向って走れ! | 13. ヒビング( Hibbing )という町で |
14. ヒビングは今 | 15. スプリットロック灯台 |
16. ダルースを目指して | 17. 夜のダルース |
18. ダルースの水族館 | 19. スペリオル湖鉄道博物館 |
20. ダルースから、一路サウスダコタ州を目指します | |
21. ラピッドシティに到着 | 22. バッドランズ Badlands |
23. ラピッドシティの夜 Rapid City | 24. マウント・ラッシュモア国立記念碑 |
25. マウント・ラッシュモア国立記念碑 4人のアメリカ大統領 | |
26. クレイジーホース Crazy Horse | |
27. クレイジーホースの顔のところまで行きました | |
28. 針のような街道・ニードルハイウェイy | 29. ミネアポリスの夜 |