クレイジーホースの顔のところまで行きました

07年10月05日
Link-USA
クレイジーホースの顔のところまで行きましたクレイジー・ホース記念碑
Crazy Horse Memorial
のご好意で、制作中のクレイジーホースのすぐそばまで連れて行っていただけることになりました。通常では見学できない場所です。

クレイジーホースの顔のところまで行きましたミニバンに乗って現場まで向かいます。走り始めて、意外と距離があることに驚きました。
こんなに離れているのに大きく見えるということは、実物はかなり大きいということです。

クレイジーホースの顔のところまで行きました道路は制作中の像の裏側へまわっていました。当たり前ですが、近づけば近づくほど大きくなります。本当に大きいです。

クレイジーホースの顔のところまで行きましたゆっくり走っていましたが、像の真後ろにやってくるまで8分ほどかかりました。けっこうな距離です。こんなに離れているのに大きく見えたということは、実物はかなり大きいと思われます。
果たして……

クレイジーホースの顔のところまで行きましたクレイジーホースの顔は、とても巨大でした。リンクUSA発行人のモクさんの顔と大きさを比べてみてください。その巨大さがおわかりいただけると思います。
それにしても、こんなに巨大なのに、この顔は表情を持っています。肌の質感もあります。彫刻家『コーチャック・ジオルコウスキー』の偉大さを感じずにはいられない『作品』です。
その表情、質感を感じていただくために、もうすこし離れた写真もご覧いただきましょう。

クレイジーホースの顔のところまで行きました岩を削って作ったとは思えないほど、それは人の表情を持っていました。
ひとつ前のレポートに書かせていただいたとおり、クレイジーホースは実在した人物です。が、この石像の顔については、部族内では似ていないという声もあるそうです。
似ているか似ていないか。
この表情を持った石の顔を、こんなに近くで見てしまうと、それはどちらでもいいことのように思えました。

クレイジーホースの顔のところまで行きましたクレイジーホースの顔の前から、下界を見下ろしてみました。
クレイジーホースがいつもこの風景を眺めているわけです。
さきほど、この像を見上げていた施設が小さく見えます。予定では、この視界の中に、学校や病院などの諸施設ができることになっています。クレイジーホースの計画は、今や壮大なスケールのものとなっているのです。

クレイジーホースの顔のところまで行きました施設にもどってきて、あらためて完成予想図を見ました。
顔だけであれほどの大きさがあったのです。完成するまで、あと何十年かかるのでしょう。
これは、何世代にもわたる本当に壮大なプロジェクトだと思いました。

クレイジーホースの顔のところまで行きましたクレイジーホースを見学したら、再びミネアポリスに戻らねばなりません。
スタッフにお礼をいって、クレイジー・ホース記念碑を後にしました。
せっかく来たから、と、サウスダコタ州観光局のテイラーが回り道をしながら空港まで送ってくれることになりました。

クレイジーホースの顔のところまで行きました自然がいっぱいです。
空気がおいしいと思いました。

次回 ⇒ 針のような街道・ニードルハイウェイ Needle Highway に続く


  1. ミネアポリスに到着2. セント・ポール探索へ出発
  3. 鉄道王ジェームズJヒル邸を見学4. セントポールをうろうろする
  5. スカイウェイを歩きました6. セグウェイに乗って行こう
  7. ストーン・アーチ・ブリッジをセグウェイで!
  8. 博物館を見学しました9. ミネアポリスの街の中
 10. ライト・レール/ハイアワサ・ライン11. ラディソン・ブルーミントン
 12. 北へ向って走れ!13. ヒビング( Hibbing )という町で
 14. ヒビングは今15. スプリットロック灯台
 16. ダルースを目指して17. 夜のダルース
 18. ダルースの水族館 19. スペリオル湖鉄道博物館
 20. ダルースから、一路サウスダコタ州を目指します
 21. ラピッドシティに到着22. バッドランズ Badlands
 23. ラピッドシティの夜 Rapid City24. マウント・ラッシュモア国立記念碑
 25. マウント・ラッシュモア国立記念碑 4人のアメリカ大統領
 26. クレイジーホース Crazy Horse
 27. クレイジーホースの顔のところまで行きました
 28. 針のような街道・ニードルハイウェイy29. ミネアポリスの夜