
Crazy Horse Memorial
のご好意で、制作中のクレイジーホースのすぐそばまで連れて行っていただけることになりました。通常では見学できない場所です。

こんなに離れているのに大きく見えるということは、実物はかなり大きいということです。


果たして……

それにしても、こんなに巨大なのに、この顔は表情を持っています。肌の質感もあります。彫刻家『コーチャック・ジオルコウスキー』の偉大さを感じずにはいられない『作品』です。
その表情、質感を感じていただくために、もうすこし離れた写真もご覧いただきましょう。

ひとつ前のレポートに書かせていただいたとおり、クレイジーホースは実在した人物です。が、この石像の顔については、部族内では似ていないという声もあるそうです。
似ているか似ていないか。
この表情を持った石の顔を、こんなに近くで見てしまうと、それはどちらでもいいことのように思えました。

クレイジーホースがいつもこの風景を眺めているわけです。
さきほど、この像を見上げていた施設が小さく見えます。予定では、この視界の中に、学校や病院などの諸施設ができることになっています。クレイジーホースの計画は、今や壮大なスケールのものとなっているのです。

顔だけであれほどの大きさがあったのです。完成するまで、あと何十年かかるのでしょう。
これは、何世代にもわたる本当に壮大なプロジェクトだと思いました。

スタッフにお礼をいって、クレイジー・ホース記念碑を後にしました。
せっかく来たから、と、サウスダコタ州観光局のテイラーが回り道をしながら空港まで送ってくれることになりました。

空気がおいしいと思いました。
次回 ⇒ 針のような街道・ニードルハイウェイ Needle Highway に続く
1. ミネアポリスに到着 | 2. セント・ポール探索へ出発 |
3. 鉄道王ジェームズJヒル邸を見学 | 4. セントポールをうろうろする |
5. スカイウェイを歩きました | 6. セグウェイに乗って行こう |
7. ストーン・アーチ・ブリッジをセグウェイで! | |
8. 博物館を見学しました | 9. ミネアポリスの街の中 |
10. ライト・レール/ハイアワサ・ライン | 11. ラディソン・ブルーミントン |
12. 北へ向って走れ! | 13. ヒビング( Hibbing )という町で |
14. ヒビングは今 | 15. スプリットロック灯台 |
16. ダルースを目指して | 17. 夜のダルース |
18. ダルースの水族館 | 19. スペリオル湖鉄道博物館 |
20. ダルースから、一路サウスダコタ州を目指します | |
21. ラピッドシティに到着 | 22. バッドランズ Badlands |
23. ラピッドシティの夜 Rapid City | 24. マウント・ラッシュモア国立記念碑 |
25. マウント・ラッシュモア国立記念碑 4人のアメリカ大統領 | |
26. クレイジーホース Crazy Horse | |
27. クレイジーホースの顔のところまで行きました | |
28. 針のような街道・ニードルハイウェイy | 29. ミネアポリスの夜 |