ポートランドは橋の街

後から調べたら、このあたりは市街地よりやや北に位置していました。そして、驚いたことに、かつてこのあたりは倉庫があったようです。近年、「川を市民に取り戻そう」という市民運動が盛んになり、その結果、現在のような姿になりました。

遊歩道には、ベンチが忘れ去られたように置いてあります。でも、遊歩道そのものはちっとも忘れ去られた感じではなく、常に手入れされているのか、とてもキレイでした。
けっこう歩いてきました。迷子になってはいけないので戻ることにします。

それにしても太い川です。この川には、外洋から大型船も入ってくるようです。太平洋に面した街ではないのに、なんとも不思議な感じです。

この川が、この地域の大動脈であることがよくわかります。その川岸を、これほど穏やかな姿に保つというのは、並大抵のことではできないと思います。ポートランドはすごい街かも、と思いました。

スチールブリッジまで戻ってきました。前回、少しご紹介させていただきましたが、1912年にできた『鉄の橋』です。
ユニークな構造なので、あまり大きく見えませんでしたが、近づいてみて、改めてその大きさに驚きました。そして、その構造を理解してもう一度びっくりしました。
橋は2層構造になっていますが、上下するのは鉄道が通っている下層部分だけでした。上層部は固定されているので、クルマとMAXの交通が遮断されることはないのです。

独立記念日など、州をあげての催しものがある時は、この遊歩道が市民でいっぱいになるそうです。
再びMAXに乗ります

そろそろ、市街地を歩いてみようと思います。オールドタウンを横断して、MAXの駅へ向かいます。



はじめてMAXに乗り込んだときに、どうしてこんなにいろんな空間があるのだろう、と思ったのですが、これだったのです。MAXには、車椅子のスペースのほかに、『自転車を持ち込むスペース』が確保されていました。
滞在中、いくつもの自転車を見かけることになりました。

次回 ⇒ パイオニア・コートハウス・スクエア に続く
【ポートランド~シアトルの旅】
1. いざ、オレゴン州ポートランドへ 2. スチール・ブリッジ 3. ポートランド市街へ 4. パイオニア・コートハウス・スクエア 5. ワシントンパークとポートランドの夜 6. いざ、コロンビア渓谷へ 7. コロンビア渓谷の風景 8. ボナビルダム 9. マルトノマ滝 Multnomah Falls 10. キャノンビーチはすごかった 11. ワシントン州へ続く橋とポートランドの夜景 12. オリンピック国立公園へ 13. クラロック&ルビービーチ 14. ポート・エンジェルスへやってきた 15. ポート・エンジェルスの夜 16. 港町の早朝 Port Angels 17. フェリーに乗って行こう 18. エドモンズにあったのは… Edmonds 19. マカティオで食べた Mukilteo 20. シアトルにやってきました 21. スターバックス1号店 22. シアトル Seattle 23. スペースニードル spaceneedle 24. マウントレーニアを目指せ 25. Mt.Rainier National Park 26. レーニア山/ジャクソン・ビジターセンター 27. レーニア山の山頂が見えた 28. シアトル最終日の夕方 29. さらばシアトル
コメント (2)
MAX ポートランド飛行場からDowntwonまでたった
$2.05セント?安い! 市内はただ!?やはり、車(CO2)よりECOーTownですね!
市内はタダではないです。
チケットは時間制になってました。
$2.50で2時間乗り放題なのです。
1日乗り放題が$4.00です。
ポートランド在住者は
定期券のようなものを持ってはりました。
それにしても、いつ、
どこでチェックしてるのか
わかりませんでした。
時々抜き打ちでやるのかもしれませんね。