マンションの中を見学

マンション前で、シャトルを降り入口に向かいます。
入口ではツアーの注意などの説明を受けます。フラッシュ撮影や、ビデオカメラでの録画等は禁止です。
このマンションは、1952年にエルビスが22歳の時に購入したもので、亡くなるまでの20年間を過ごしたそうです。

家具や内装などが「白」で統一された眩しいほどの空間です。
奥に見えるステンドグラスは孔雀をモチーフにしています。
孔雀は永遠の命をイメージさせるとして、エルビスが好んで使ったデザインなのだとか。

2階はプライベートエリアとして公開されていません。
オーディオツアーの中で、娘のリサ・マリー・プレスリーが語っていましたが、この階段をエルビスが降りてくるとすぐわかったのだとか。
エルビスはアクセサリーをたくさんつけるのが好きだったようで、降りてくるとジャラジャラと音がしたから、だそうです。

オーディオツアーはとても詳しく、しかも日本語なので細かい部分やエピソードまでしっかり楽しむことができます。



一度に3台のテレビが見られるようにとのことで、こういう部屋を作ったそうです。
「裏番組はビデオ録画で」などという時代ではないですものね。同時に見るにはこういう方法しかなかったのでしょう。
この部屋は鏡張りになっており、賑やかな印象を受けます。

ここは、なんともオリエンタルな雰囲気です。よくよく見てみると…

このアイデアはすごい!というか、なかなか斬新ですよね。

この緑のじゅうたん…そして、独特な家具…、なんだか見覚えが… と思っていたのですが、そうです!
2年前、小泉元首相がここでエルビスプレスリーのナンバーを披露していましたね!
ちなみにこの部屋はエルビスが「ハワイの思い出」をイメージして作ったのだそうですよ。
庭と牧場

リサが子供の頃に遊んだというブランコもそのまま展示されています。

なんだかのどかな雰囲気が漂っています。
エルビスは大成功をおさめたスターです。
でも、ニューヨークやロスに住まわず、死ぬまでここに住み続けた理由はこのホッとさせてくれる雰囲気なのかもしれないな、と思いました。
次回 ⇒ 12.グレースランドマンションツアー その2 に続く
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