サンスタジオへ

グレースランドの見学を終えた私は、再びサンスタジオシャトルに乗ることにしました。
シャトルのスケジュール表を見ると、グレースランドの次の停車はサンスタジオのようです。
しかもサンスタジオでは、「ALL RIDERS MUST EXIT SHUTTLE FOR 1HOUR」と書いてあります。

その名の通りサンスタジオが運行しているので、必ずサンスタジオで降リることになりツアーの参加を促されるのも…納得です。
各スポットへはMATAと呼ばれる市バスで行くこともできますが、サンスタジオシャトルは見どころをおさえており、しかも無料なので、本当に便利です。

見上げると、頭上には大きな大きなギターが…


ここは1950年、地元の音楽プロデューサー、サム・フィリップスにより開かれたレコーディングスタジオです。
才能はあれど資金がないという貧しいミュージシャンたちにもレコーディングのチャンスを、という思いで作られたのだとか。
スタジオの名を一躍有名にしたのは、やはりエルビス・プレスリーでしょう。
エルビスはここで4ドルを払いレコーディングをしました。そしてそれがサム・フィリップスの目に止まり大きく売りだされていくことになるのです。

ただし座席は20席あるかないか程度なので、混みあうことも多いかと思います。
またダイナーの横にはサンスタジオグッズを数多く取り扱うショップもあります。
Tシャツやグラスなどロゴ入りグッズが目立ちます。
ちなみに写真のこれはレコードをモチーフにしたCDケースです。

ガイドツアーは毎時30分からおこなわれているようです。

1時間弱のツアーでは、エルビスが使ったというマイクや、ギターなどを見学することができます。
また、ガイドの説明を聞きながら、このスタジオでレコーディングされた音源に耳を傾けることもできます。
エルビスやBBキングの息遣いすら感じるような貴重な音源は必聴です。
ツアーを終え、サンスタジオの外へ出ると夕暮れ時でした。私は、サンスタジオシャトルに乗って、再びダウンタウンに戻ることにしました。
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