B.B.KING BLUES CLUB

ダウンタウンに戻ってきた私は、昼間に歩いたビールストリートを再び歩くことにしました。
すると…昼間は人影がまばらだったこの通りに人が増えてきています。時計を見るとまだ20時過ぎです。
通りに建ち並ぶ店からは、大音量の音楽が聞こえてきます。

昼間はすんなり入れそうだったお店も、夜になると全く違う賑わいをみせています。

さすが人気店なだけあって、すでに大混雑です。
入口には長蛇の列ができていました。
Rum Boogie Cafe でディナーセット

そこにあったライブハウスが Rum Boogie Cafe です。
入口からチラと覗いてみました。
するとイキのいいパンチのある音楽が聞こえてきます!
「お!ここ、いいかも!」そんな直感に頼って入ってみることにしました。

入口で5ドルを払うと、写真のように手にスタンプを押されます。
押してもらった後は、これをお店の入口で見せることで再入場も可能です。

とても座る場所はありません。
2Fからライブを楽しむことにし、ひとまずビールをオーダーです。
いろんな種類を置いていましたが、響きにひかれてまずは「ROLLING ROCK(4.75ドル)」をチョイスしました。

まわりに運ばれてくる料理のサイズを見ると、そこそこありそうでしたが、今の私ならいけそうな感じです。
ということで、ディナーセットと、サイドメニューをオーダーすることにしました。

まだ熟していない青いトマトをスライスし、それにコーンミールをまぶしてフライにしてあるものです。
ソースはタルタルと、サワークリームが付いてきました。
アメリカ南部を舞台にしたその名も「フライドグリーントマト」という映画があるのをご存知でしょうか。
私はその映画のファンなので、この料理に長年憧れていました。

トマトのフライ…?と若干不安もありましたが、熟していないというのがポイントのようで、オニオンフライのような甘みさえ感じます。
でも、オニオンよりはジューシーで…という印象で、おすすめの一皿です。

ということで、ディナーセットには「BBQ Pork Shoulder Dinner(12.95ドル)」をオーダーしました。
お皿には豚肉、フレンチフライ、コールスロー、豆の煮物、パンが乗っています。

メニューを見ると「Pulled pork」と書いてありました。
調べてみたら、お肉を割いてサーブするこういう料理があるのですね。割いてあるおかげで、フォークで食べることができ手が汚れません。そして甘辛のバーベキューソースが絡まりやすいというメリットもありますね。

もっと、「全てがスパイシー」なんだろうと想像していたのですが全体的にマイルドです。
言葉通り「ひとつ残さず」いただきました。
お腹もいっぱいになり、パンチのあるブルースライブを堪能した私は、もう少し通りを歩いてみることにしました。
次回 ⇒ 15.まだまだビールストリートを散策 に続く
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