デルタブルースミュージアム

09年01月07日
Link-USA

デルタブルースの博物館


デルタブルースミュージアムこんにちは!
朝9時、クラークスデイルにあるデルタブルースミュージアムに到着です。

デルタブルースミュージアムここデルタブルースミュージアムには、ブルース、伝説のブルースマン、綿花産業に関する展示があります。
大きな博物館ではありませんが、ブルースファン垂涎の貴重なコレクションも展示されているのだとか。
入場料は7ドルです。

デルタブルースミュージアム展示ルームに入り、まず目を引くのはギターやブルーフハープなどの楽器です。
ひとつひとつがケースに納められ、大切に展示されています。

デルタブルースミュージアム伝説のブルースマンたちが実際に使っていたというギターがサイン入りで展示されていたりもします。

デルタブルースミュージアム写真の奥に少し見えていますが、マディ・ウォーターズという有名なブルースマンが、生まれ育ったという小屋も館内に移築されています。
綿花に関する展示や、この小屋の様子などを見ると、「貧困」というものをひしひし感じます。
そんな日々の暮らしの中から生まれた歌がブルースだったわけです。
あの絞り出すような声も、魂から湧き出るような歌い方も、全てのルーツはここにあるのだな…と感じました。

デルタブルースミュージアムミュージアムにはギフトショップもあります。
そこではTシャツや、ブルースのCD、ブルースの歴史に関する本、ミュージアムロゴグッズなども販売しています。
ここで私はギターピックを買いました(1つ 50セント)。

デルタブルースミュージアムミュージアムの隣には、写真のような建物がありました。
よく見ると、建物の裏手には線路も走っています。
調べてみたところ、このミュージアムは鉄道駅の跡地に建てられていることを知りました。

グラウンドゼロ・ブルースクラブ


デルタブルースミュージアム裏手の線路を、長い貨物列車がガタガタと大きな音を立てて通り過ぎていきます。
そして、線路の右手には、廃屋のような建物が建っていました。


デルタブルースミュージアムここは、俳優のモーガン・フリーマンが仲間と共同経営しているライブハウス、グラウンドゼロ・ブルースクラブです。
アメリカブルースの伝統を受け継ぐ場として、2001年にオープンしたそうです。
ライブが行われているのは週に数回、夜のみだそうで、外観だけしか見ることはできませんでしたが、この味のある雰囲気には圧倒されました。

デルタブルースミュージアムクラークスデイルには、有名なブルースマンたちの伝説が残るスポットが数多くあるようです。
ブルースのルーツを紐ときたい!という人はここに一泊することをおすすめします。
ただ、少し街を歩いてみましたが、安全面には注意した方がよさそうな感じです。
 
では、クラークスデイルを後にして、次の町、オックスフォードに向かいます。

次回 ⇒ 19.一路、オックスフォードへ  に続く




 ⇒ 地図が見れない場合


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