デルタブルースの博物館

朝9時、クラークスデイルにあるデルタブルースミュージアムに到着です。

大きな博物館ではありませんが、ブルースファン垂涎の貴重なコレクションも展示されているのだとか。
入場料は7ドルです。

ひとつひとつがケースに納められ、大切に展示されています。


綿花に関する展示や、この小屋の様子などを見ると、「貧困」というものをひしひし感じます。
そんな日々の暮らしの中から生まれた歌がブルースだったわけです。
あの絞り出すような声も、魂から湧き出るような歌い方も、全てのルーツはここにあるのだな…と感じました。

そこではTシャツや、ブルースのCD、ブルースの歴史に関する本、ミュージアムロゴグッズなども販売しています。
ここで私はギターピックを買いました(1つ 50セント)。

よく見ると、建物の裏手には線路も走っています。
調べてみたところ、このミュージアムは鉄道駅の跡地に建てられていることを知りました。
グラウンドゼロ・ブルースクラブ

そして、線路の右手には、廃屋のような建物が建っていました。

アメリカブルースの伝統を受け継ぐ場として、2001年にオープンしたそうです。
ライブが行われているのは週に数回、夜のみだそうで、外観だけしか見ることはできませんでしたが、この味のある雰囲気には圧倒されました。

ブルースのルーツを紐ときたい!という人はここに一泊することをおすすめします。
ただ、少し街を歩いてみましたが、安全面には注意した方がよさそうな感じです。
では、クラークスデイルを後にして、次の町、オックスフォードに向かいます。
次回 ⇒ 19.一路、オックスフォードへ に続く