レンタカーの旅 最終日
カリフォルニアのドライブ旅行最終日をレポートさせていただきます。
カーメル

モントレーに泊まった翌朝、カーメルに戻りました。PCHを使えば15分位です。
前の日からの雨は止まず、強い風まで加わりとても観光どころではありません。メインストリートのオーシャン・アベニューの終点にある海岸では、悪天候ながら虹が迎えてくれました。

オーシャン・アベニューも雨で人通りはまばらです。
17マイル・ドライブ

いよいよ有名な17マイル・ドライブを楽しみながら、モントレー半島を北にモントレーに向かいます。
17マイル・ドライブは私有地の中を通っているので、観光客は通行料9.25ドルを払ってゲートから入ります。ゲートは、全部で5ヶ所。写真は、カーメル側のハイウェイ1・ゲートです。

ぺブル・ビーチ・ゴルフ・リンクスは、ゴルファーの憧れ。いつかはプレーしたいと思えども、プレー・フィーも495ドルと高く、雰囲気からしてもちょっと敷居が高い様子です。

こちらも、写真でよく見かけるローン・サイプレスです。直訳すると、「一人のイトスギ」になります。
ぺブル・ビーチ・リゾートのロゴにも使われています。

次の展望台では、荒々しい太平洋岸の景色が見えます。

モントレー半島には、多くのゴルフ・コースがあります。

こちらのスパイグラス・ヒルはかなり一般的に感じますが、プレー・フィーは330ドルとまだ高いです。

他のゴルフ・コースの料金です。
サイプレス・ポイント…165ドル、スパニッシュ・ベイ…260ドル、デルモンテ…110ドル、モントレー・ペニンシュラ・ゴルフコースの2コース…各100ドル、ホッピー・ヒルズ…218ドル、パシフィック・グローブ…45ドル

17マイルドライブは、松林とゴルフコース、海岸線を縫って走ります。

アザラシの生息地、シール・ロックも17マイル・ドライブの名所の一つです。
この頃、ようやく雨があがってきました。

スパニッシュ・ベイのホテルとゴルフコースです。海岸沿いに作られたリンクス・スタイルのコースで人気があります。


パシフィック・グローブ

モントレー半島の北部には、パシフィック・グローブと言う町がありました。

住宅地とこじんまりしたモーテルが並んだ海岸線は、静かで落ち着いていました。
初夏には、この海岸線は芝桜の花でピンク色に染まります。
雰囲気の良いロッジが海岸沿いにあります。



キャナリー・ロウ



鰯の缶詰工場のあった場所は、観光客向けのみやげ物店やレストランがギッシリ詰まっていました。

一角には、ここを舞台にした小説「カナリー・ロー」にちなんで、作者のノーベル賞作家、ジョン・スタインベックの銅像がありました。
スタインベックは、隣町サリナスの生まれでルート 66を「母なる道」とよんだ小説「怒りの葡萄」や、ジェームス・ディーンが主役の映画「エデンの東」の作家でもあるのです。

もう一つのおすすめの人気スポットは、モントレー水族館です。時間の都合で、入場できなかったのが残念でした。

昼食は、人気レストランのBUBBA GUMPでシーフードにしました。
ここは、映画のフォレスト・ガンプをテーマにしたそうで、日本にも3軒あるようです。

カジュアルな雰囲気の明るい店内です。


えび好きの私は、メニューを見て迷わず「Shrimper’s Heaven」を注文しました。
サンタクルーズ

昼食の後、モントレーを後にしサンタクルーズへ向かいました。この町のメイン・ストリートは、かなり地味な感じでした。

町のビジター・センターで聞いた観光スポットが、桟橋とビーチ・ボード・ウォークという遊園地の2つでした。
郊外には、ミステリー・スポットと言う不思議な現象を体験できるポイントもあるとのこと。
桟橋は車で入れて、駐車も短時間なら無料のようでした。

桟橋に駐車していたオールド・カーのフォード・ファルコンです。
隣は、今回利用したダラー・レンタカーのクライスラー300。ラグジュアリー・クラスの大型車ですが、燃費は思ったほど悪くはなかったし、運転も楽でした。お世話になりました。

桟橋から見たビーチ・ボード・ウォークです。

サンタ・クルーズを出てPCHに戻り、サンフランシスコ空港に向かいます。

サンタモニカから出発したPCHは、3車線のフリーウェイになったり1車線の田舎道になったり、林の中を走ったり海岸線を走ったり、変化に富んだ走りやすい道でした。

レンタカーを返却して空港へ

最終日、空港のモーテルからダラー・レンタカー返却場へは10分。
ここは、立体駐車場といっても立派なビルのようでした。
長距離ドライブを快適にサポートしてくれた「車」に感謝です!

空港ターミナルへは、Air Train を使います。10分ほどでターミナルに着きます。


ノースウエスト航空のチェック・インは12番でした。

ゲートA9から搭乗し、ノースウエスト27便へ。楽しい旅の思い出を胸に、また美しい景色を思い起こしながら帰路につきました。
以上で、「カリフォルニア・ドライブ紀行 カントリーロード「ルート 66」とパシフィック・コースト」のレポートは終了です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
【おわり】
カリフォルニア・ドライブ紀行
#1 ゲッティ・センターに寄り道、そしてローンパインへ
#2 歴史地区マンザナを訪問、デス・バレーへ
#3 カリフォルニア・ルート66
#4 パシフィック・コーストHwy1 Los Angeles ~ Santa Barbara
#5 パシフィック・コーストHwy2 Santa Barbara ~ Monterey
#6 パシフィック・コーストHwy3 Monterey ~ San Francisco