こんにちは。ソムリエのノリノワールです。
カリフォルニアワイナリー研修旅行も今日が3日目。
参加メンバーとも仲良くなり、時差ぼけもなくなり、さあさあ!これからが本番という感じになってきました。
今日は、パソ ロブレスを後にし、モントレーへ出発です。
モントレーというとモントレー水族館やフィッシャーマンズワーフ、ラッコ、などを連想しますが、この地域にはおいしいワインもたくさん生産されているのです。
サン・バーナビ・ヴィンヤード San Bernabe Vineyard
モントレーでお世話になるワイナリーは、San Bernabe Vineyard(サン・バーナビ・ヴィンヤード)です。
3500ヘクタールに及ぶ広大な畑で、シャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、メルロー、ジンファンデル、ヴィオニエなど多彩なブドウ品種が栽培されています。
このあたりにブドウの樹が植えられたのは1700年代の終わり頃から。
現オーナーは、20年ほど前にこの土地を購入し、それ以前に植えられていたブドウの樹の100ヘクタール分をのぞいて、すべて植え替えたのだそうです。
畑は土壌、台木、クローンなどによって、100区画に分けられています。

3500ヘクタールの畑は、個人所有としては、世界最大なのでは・・・という質問に、オーナーは「そうかなぁ?調べたことないよ。そんなことワイン造りには関係ないしね・・・」と一言。
さすが、アメリカンドリームを手にしたオーナーの風格かもしれません。

とにかく3500ヘクタールの畑は広いので、畑内はマイクロバスで移動します。

かんがい用の貯水池もあります。こちらも大きい!

あと2週間ぐらいで収穫となるシャルドネ。
酸味も糖度もしっかりとあって、きっとカリフォルニアらしい美味しいシャルドネになること間違いなし!


きれいに並んだテイスティンググラス。ブレンド比率の違うワインの飲み比べをします。


本日のランチ。
新鮮なお野菜、ライスサラダとポーク(ワイナリーのお手製です)。
トウモロコシがとっても甘くてびっくり。カリフォルニアの太陽の下、美味しいワインと心温まるランチをいただきました。
ワインも美味しく幸せなひと時でした。

名残惜しいですが、ランチの後、本日の宿泊地であるモントレーへ向けて出発です。

【カリフォルニアワインカントリーの旅 モントレーダウンタウン編に続く…】