こんにちは、ヒデッキーです。旅のレポートを続けます。

もう少しでデリケートアーチに出会えそうです。
岩には人工の道が作られており、歩きやすくなっています。


ついにお目見えです。
これが、ユタ州のシンボルともいわれているデリケートアーチです。
このアーチを通して見えるユタの山々がまたすばらしく、自然が作ったバランスの偉大さに感激しました。

アーチの周辺はすり鉢状になっていて、足を滑らせたら下まで落ちていきそうです。
アーチの真ん中に立っているのが判りますでしょうか。
思ったよりずっと大きくて、本当に文字通りデリケートにバランスを保っています。

アーチのバックは絶壁です。
緊張しました。
写真では岩の表面はつるつるに見えますが、実際は砂岩のかたまりなのでザラザラとして紙やすりの上を歩くようです。

周りを見渡すと、あちらの山の上にも小さなアーチがありました。

帰り道にタンブルウイードを拾ってみました。
タンブルウイードとは、西部劇なんかによく出てくる、画面を横切って転がっていく枯れ草のかたまりです。
砂漠ではどこにでも生えている雑草なのですが、枯れると根元からポロリと折れて風に吹かれてコロコロと転がっていきます。
砂漠の真ん中のフリーウェイを100Km以上で飛ばしている時に、これが横からいきなり転がり出てくるとびっくりします。
枯れ草なので当たってもたいしたダメージは無いのですがね。
