オウエンズボロの町を散歩

フライド・グリーン・トマト

ケンタッキー州 ルイビルへ

MIPSOのメンバーは皆、去年ノースキャロライナ大学を卒業し、卒業してすぐプロミュージシャンになりました。また何と去年のビルボード・ブルーグラスチャートでは8位になるほどの人気ぶり。同年、日本に撮影スタッフと来日し、日本でブルーグラスを軸に素晴らしい映像を撮りました。
(下記のリンクで動画をご覧頂けます。)

The Bluegrass Situation
http://www.thebluegrasssituation.com/read/documentary-premiere-mipso-japan
MIPSOのライブ
彼らはフルタイムミュージシャンとしてツアーをし、生活しています。車であちこちに移動し、演奏をします。大学を卒業してすぐにプロのミュージシャンとして生計を立てる事のできるアメリカの文化にはやはりそれを実感する度に驚きます。勿論、全てのミュージシャンが成功(金銭的な面も含め)を収めるわけではないかもしれませんが、こういった事実は音楽が土地に根付いているからこそのように思います 。

この度のMIPSOはルイビルでの演奏。マンドリン、ギター、ウッドベース、そしてフィドルの4人編成でそれは美しい男性ハーモニーを聴かせてくれ、旅の疲れが癒えました。写真はサウンドチェック中のもの。
彼らはライヴの度に日本での経験をステージで話し、多くの人たちに日本の事を伝えるのだそうです。「こうやって自分たちのストーリーを何百人かのオウディエンスにシェアするのも僕たちの役目」と言いながら。
オウエンズボロからルイビル
オウエンズボロからルイビルへは、車で約2時間
筆者 プロフィール
井上ゆい子
東テネシー州立大学卒業。ブルーグラス音学科がある同校でブルーグラス特待生として4年間を過ごす。
帰国後、北米からミュージシャンを招聘しブルーグラス音楽を日本で紹介するため奔走中。 http://www.ann-grassroots.com/
次回 ⇒ フィドラー ケイシー・ドリーセンを尋ねて に続く
# 1 | 旅の目的 |
# 2 | テネシー州からケンタッキー州へ |
# 3 | River of Music Party フェスへ |
# 4 | MIPSOに会いにルイビルへ |
# 5 | フィドラー ケイシー・ドリーセンを尋ねて |
# 6 | フロリダ州ヴィロ・ビーチ Mike Block String Cam |
# 7 | Lake House |
# 8 | 日本人陶芸家でバンジョー奏者に会いに |