US-OPEN観戦にシアトルへ
2015年6月16日

この度、シアトル・ワシントン州観光事務所様から「本選の枠はいっぱいだけど、練習ラウンドと予選を見に来ませんか?」とありがたいお話を頂き、全米オープン選手権(U.S. Open Championship)の練習ラウンドと予選を見学に行かせていただきました。
全米オープンは、全英オープン、全米プロ、マスターズと並ぶ、ゴルフ四大メジャー大会の一つです。
全英オープンはロイヤルリバプールゴルフクラブ、マスターズはオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブと開催コースが固定ですが、全米オープンは、毎年開催コースが異なります。
今年は、ワシントン州 ユニバーシティプレイス(University Place)にあるチェンバーズベイ(Chambers Bay)での開催となります。
チェンバーズベイは、ワシントン州の州都であるシアトルから南南西方向、車で60分ぐらいの距離のところにあります。
全米オープンは予選や本選での撮影は一切禁止です。また練習ラウンドは撮影は禁止されていませんが、肖像権の問題で、出場選手の写真などを Link-USA に掲載する事はできません。
非常に限られた範囲でのレポートとなりますので、ご了承ください。
シアトルへ向けて出発

今回は、デルタ航空さんのご厚意でビジネスクラスへアップグレードしていただきました。
小腹がすいていたので、羽田のスカイラウンジで軽食をアテに、ビールと赤ワインを少々いただきました。
ご挨拶が遅れましたが、私、Link-USA 編集部の西岡と申します。
さて、いよいよ搭乗です。
デルタ航空のビジネスクラス

広々としたスペース、ゆったりと足を伸ばすことができるシート。折り畳みのテーブル以外にサイドにもテーブルがあるので実に快適です。
ウェルカムドリンクの発泡ワインを頂きます。

寝るときは、モニターの下の部分に、シート一体型オットマンの部分が、フラットになるようにスライドしていきます。

(写真:右側のボタン)

また、座席にはポーチが置いてあり、中を見ると、歯磨き粉、歯ブラシ、アイマスク、靴下、眼鏡ふき、ボールペン、櫛などなどが入っていました。これはありがたいですね。
空になったポーチは、サイズ的に、スマートフォンや充電器などが良い感じで収まるサイズです。
客室乗務員の方は、丁寧な日本語で対応してくださいます。それと、話をする時の表情が豊かで、笑顔が自然な感じなのが印象的です。


豚肉と赤ワインがとても合います。

同行の桝井君が頼んだ和食も美味しそうです。
食事が終わって一息ついたらシートをフルフラットに倒して“オヤスミナサイ”の態勢に。
酔いが回っているのもあって、あっという間に眠りに落ちてしまいました。

周りの気配で目を開けると、朝食(現地時間では夕方ですが)の配膳が始まっていました。
エッグベネティクトをチョイス。
この食事を食べ終えると、シアトル・タコマ国際空港まではもう少しです。
食後に窓を開けてみると、眼下に大小の島々らしきものが見えます。もうすぐシアトルだと初めて行く僕でもわかります。
しかし、東西南北はもちろん、今どのあたりかはまったく見当がつきません。

突然、街が見えました。「あれがシアトル?」と思って見ているとタワーを発見。

目を凝らしてみるとまさにスペースニードルです。

あっという間にシアトルの街が見えなくなった時に目に飛び込んできたのがマウント・レーニア。
カスケード山脈の最高峰で標高4,392ある存在感 抜群の山です。 シアトルに住む日系人の人々はタコマ富士と呼んでいます。

ボディーにはAlaskaと書いてあります。
アラスカからの玄関口がシアトルになるため、アラスカからの飛行機や船が多いと、後から教えてもらいました。
次回 ⇒ US-OPEN観戦とシアトル観光 – シアトルに到着 - に続く