チェンバーズ・ベイ・ゴルフコース
2015年6月17日
US-OPEN会場へ入場

バスを降りると、外は快晴で、青い空が眩しすぎます。
まずは、セキュリティーチェックですが、何の問題もなく通りました。
そして、入場ゲートへ向かいます。
後で知りましたが、入場箇所はいくつか有るようです。

入場ゲートで、パスのチェックを受けて、マーチャンダイズ・パビリオン(オリジナルグッズの販売所)や、スポンサーのイベントブース、飲食店が並ぶスペースを通り抜けてコースの方に行きます。
レイニア ビレッジ Rainier Village

このビレッジに入るのにセキュリティーがあります。
我々がお世話になるテントは、レイニア ビレッジ(Rainier Village)というビレッジにあります。

レイニア ビレッジには、他にBMWやBank of America のテントもありました。


朝は朝食、昼はランチ、昼過ぎからはスイーツや軽食を頂けます。
コーヒーやソフトドリンクの他に、ビールが数種類おいてありと、ワインは、白、赤、発泡などのワインが日替わりで数種類ずつ試飲ができます。
大型の液晶TVでゴルフ中継を見ることもできます。

テントに着いてしばらくした時に、この18番ホールを松山英樹選手が通って行ったのですが、見落としてしまいました。
昼過ぎに1番ホールから練習ラウンドを開始した石川遼選手は、テラスから双眼鏡でどうにか見る事が出来ました。

1番ホールと10番ホールの間にある丘の上から南側を見た景色。
手前のコースが1番ホール(左側がティーグラウンドで右側がグリーン)。
その向こうに1番ホールと平行に18番ホール(右側がティーグラウンドで左側がグリーン)。
18番ホールのバンカーの向こうに並ぶテントがレイニア ビレッジ。右から5番目のテントが、Visit Seattle さん、デルタ航空さん、ワシントン州ワイン協会さんのテント。
チェンバーズ・ベイ・ゴルフコース

4番ホールグリーンの山側からコースを見下ろす。

( ⇒ チェンバーズ・ベイ・ゴルフコースの詳細はこちらのページをご覧ください。)
今回、世界4大メジャーの一つ、115回U.S.Open(全米オープンゴルフ)の会場であるチェンバーズ・ベイ・ゴルフコースは、なんとパブリックコース。しかも、2007年にオープンして、2008年にU.S.Openの開催場所に選ばれています。
コースは、アメリカでは珍しいリンクスです。コース内に木は1本だけなので、山側に登れば、ほとんどのコースを見渡すことができます。
グリーンのグリーンのアンジュレーションが複雑なうえ、転がりかたが読みにくいフェスキュー芝のために、パッティングでスコアを崩しやすいコースです。
ほとんどの選手が、練習ラウンドで、グリーンでのチェックをマメにしていました。
いろいろな角度からパットをしたり、グリーンのエッジからいろいろな所にボールを投げて、その動きを確認したりしていました。
実際にグリーン近くのスタンドで見ていて「あのボール、どこまで転がっていくねん?」と思う事が多々ありました。
ロバート・トレント・ジョーンズJr.氏


なんと、チェンバーズ・ベイ・ゴルフコースの写真集にサインをしてくれるのです。

そろそろ空いたかなと思ってテントに入ると、Visit Seattle のkyokoさんが、既にサインを貰ってくれてました。
kyoko さん、ありがとうございました。
その後、写真集はkyoko さんが預かっておいてくださるという事で、再びコースで練習ラウンドを見学に行くことにしました。
4番ホール グリーンの上からコースを眺める

YARDAGE GUIDE の見開きのページに第4ホールの登りをグリーンから見下ろした写真が載っています。
この景色を見たくて、行くことにしました。
地図の右下赤丸の所が、レイニア ビレッジです。
ここを出て、まずは、海側(地図の下方向)へ向かいます。
そして17番のグリーン横から北(地図の左方向)へ道なりに移動します。
15番グリーンの所で山側(地図の上方向)へ登っていきます。
第4ホールと第5ホール共通に大きなハザードバンカーがあるのですが、このハザードを抜けて登りきったところが4番ホールのグリーンの所になります。
4番ホールのグリーンの上(地図の黄色星)からの写真が、何度も出てきていますがこの写真です。

そして、穏やかな内海のピュージェット湾が美しく輝いています。
どこか心を惹かれる景色です。
後で知ったのですが、ロバート・トレント・ジョーンズJr.氏は、京都のお寺の庭に影響を受けたそうです。
実際には、お庭は、縁側から手前が海(池)で、奥が山という造園が基本なので、今見ている景色は逆のアングルとなります。
しかし、“わびさびの精神”を取り入れているということが、何か心に響いてきたのだと思います。
しばらくの間、見惚れていました。
深く考えずに、8番ホールに沿って南(地図の右方向)へ進みます。


地図の右上、ピンクの星印の位置に来ると、傾斜の陰で、2番、15番、16番、17番などの海沿いのコースは分かりにくいですが、ゴルフ場全体が一望できます。
この場所からの景色も圧巻でした。
時間を確認すると、そろそろ戻らなければなりません。
慌てて、青色コースを海側へ下って行こうとすると、微妙に迂回していて、思ったよりも時間がかかりました。
焦ってレイニア ビレッジの入り口まで戻ると、ちょうどVisit Seattle のkyokoさんたちがバスの乗り場へ移動するために出てきたところでした。
喉が渇いていましたが、テントには戻らず、皆さんと一緒にバス乗り場へ移動しました。
バスに乗るなり、バスガイドのオジサンが、よく冷えた発泡ワインを注いでくれました。
これが、とても美味しかったので、グイグイと飲むと、「もっと飲め」「浴びるほど飲め」と次から次へと注いできます。
もう無理となって、なみなみと発泡ワインが注がれたプラスティック・コップをカップフォルダーに置いたままにしていたらとんでもないことが、、、
高速で急ブレーキを踏まれたときに、レザーシートのために、シートから滑り落ちてしまいました。
その時に、満杯の発泡ワインを、文字通りに浴びてしまいました。
次回 ⇒ US-OPEN観戦とシアトル観光 – ダウンタウンへ – に続く
Hyatt at Olive 8 から チェンバーズ・ベイ・ゴルフコースまで