セーフコフィールドへメジャーリーグ観戦に行く
2015年6月18日
ここで、セーフコフィールドへメジャーリーグ観戦に行った桝井君のレポートです。
セーフコフィールドへ行く

US-OPENの予選初日を観戦した日の夜の自由時間を使って「シアトル・マリナーズvsサンフランシスコ・ジャイアンツ」のメジャーリーグ観戦に行きました。シアトル発祥の地のパイオニア・スクエア近くにあるシアトル・マリナーズの本拠地のセーフコ・フィールド(Safeco Field)は1999年7月15日にオープンしました。

セーフコ・フィールドは宿泊しているHyatt at Olive 8があるダウンタウンからは電車やバスで約30分、シアトル・タコマ国際空港からは約1時間弱の場所(1250 1st Avenue South Seattle, WA 98134)にあります。

最寄り駅はその名の通りスタジアムステーション(Stadium Station)駅でセーフコ・フィールドまで徒歩で約10分ほどの距離にあります。

このセーフコ・フィールドの隣には貨物線が走っているため、鉄道の走る音が屋根に反響して球場内に響き渡ります。頻繁に汽笛の音が聞こえたので運転手はおちゃめっけというかアメリカ人は遊びの天才と言われるように汽笛を響かせるためにわざとセーフコ・フィールドの横で鳴らしているのではないかと思いました。
センチュリーリンク・フィールド(CenturyLink Field)

セーフコ・フィールドの北隣にはNFLのシアトル・シーホークス、MLSのシアトル・サウンダーズFCのホームスタジアムのセンチュリーリンク・フィールド(CenturyLink Field)があります。セーフコ・フィールドが建設される前までの1977年から1999年まではキングドームというドーム球場がシアトル・マリナーズの本拠地でした。今はキングドームはなく、2000年に爆破解体されており、コンクリート製の建造物の爆破解体では世界最大のものだったようです。そのキングドームの跡地にセンチュリーリンク・フィールドがあります。
セーフコ・フィールドのLeft Fieldから入場

セーフコの名前は地元の保険会社セーフコが20年180万ドルで買い取ったことで球場名は「セーフコ・フィールド」と付いています。

球場の外壁にはかつて在籍していた現マイアミ・マーリンズ所属のイチロー選手の写真が今でもあります。写真は2004年の在籍時に更新したメジャーリーグシーズン最多安打記録を更新した時のイチロー選手です。

チケットの自動販売機もありましたが、稼動していなかったので、人がいる窓口で当日券を購入しました。チケットはLeft Field Bleachers($30.48+TAX$1.52)を購入。位置的には上段レフト外野指定席となる場所です。
セーフコ・フィールドの場内の様子

セーフコ・フィールドではエリアに区切りがないので、どこのチケットを持っていても基本的にはほとんどのエリアにアクセスが可能です。フィールドレベルのエリアにも行くことができるので試合前には近くで選手たちや練習を見ることもできます。

雨が多いシアトルの気候と「野球は空の下で」という2つの意見を考慮して開閉式屋根付きの天然芝の球場となりました。この屋根は3枚のパネルがスライドする形で開閉には約20分ほどかかるようで、雨が降っていない場合は基本的に開いた状態で試合が行われます。

私が観戦に行った日は当初屋根は開いていましたが、試合途中に小雨が降り始め、球場内を探索している間に気付いた頃にはもう屋根が閉まっていました。一旦閉められると試合中に再び開くことはないようです。

右中間スタンドあたりにはシアトル・マリナーズの専属アナウンサーとして長年試合中継を担当したデイブ・ニーハウス(Dave Niehaus)の銅像があり、隣の席に座れるので記念撮影が可能です。デイブ・ニーハウスは2008年に実況放送関係者の殿堂入りにあたるフォード・C・フリック賞を受賞しました。実況席の前に刻まれている「MY OH MY!」はデイブ・ニーハウスの決まり文句でファインプレイや大記録を達成した時の驚きの表現のようです。

センタースタンドあたりには小さな子どもたちが野球観戦だけで退屈しないように「Seattle Children’s Playfield」という遊具などがある遊び場がありました。

セーフコ・フィールドはWifiが無料で利用することができ、球場内には携帯を充電できる設備がありました。色々な機種のコードが設置されており、料金なども記載されていなかったので無料でチャージができると思います。

2000年から2003年まで在籍した佐々木主浩選手の写真も球場内に飾られており、メジャーリーグでも「DAIMAJIN(大魔神)」という異名で呼ばれていました。
試合結果

試合の方はシアトル・マリナーズ 0 – 7 サンフランシスコ・ジャイアンツと日本人メジャーリーガの青木宣親選手が先発出場していたジャイアンツの一方的な試合展開でボギーの愛称で元阪神タイガースのライアン・アンドリュー・ボーグルソン(Ryan Andrew Vogelsong)選手が先発で勝利投手となりました。
次回 ⇒ US-OPEN観戦とシアトル観光 – スノコルミー滝 – に続く
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