STAX MUSEUM スタックス・アメリカンソウル博物館

メンフィスは音楽の宝庫。アメリカには同じように呼ばれている場所がいくつかある。例えばナッシュビル、ニューオリンズ、シカゴなどがそう。それぞれが音楽の宝庫。
でもメンフィスは、その宝のつまり具合が凄い気がするのはなぜだろう。ブルース、カントリー、ソウル、、、どのジャンルの愛好家が訪ねても満足のいく場所である。
STAX MUSEUM、Sun Studio,そしてElvis Preselyのお家のあるGrace Landへと回るころには、ミュージアム慣れ(笑)してきて、それぞれのツアーに参加している人の年齢層やら、国籍まで気になってしまっていた。

Booker T. & The M.G.’sをスタジオの固定バンドに抱え、Otis ReddingやAlbert Kingなど世の中にソウル、ブルースの輝く星たちを送りこんだレーベル。
結局は倒産してしまうけれど残された名作は数知れず。

いまは、MUSEUMの隣にSTAX経営の音楽学校がある。

教会で礼拝のときに使われた「うちわ」は、初めてみた。
MUSEUMなのだからして、あたりまえだけどお宝グッズばかり。写真でもみたことないようなものがガラスの向こうにあるのを見るとレコード、カセット、CDて親しんできた音楽は夢でなく本当に生きていたミュージシャンが演奏し歌ったのだとあらためて感動を覚える。
ここも1日かけるつもりで来たほうがよい。

写真左:Otis Reddingのカフス・ボタン。 写真右:STAX の録音機材。

当時のレコードやマスターテープなど。
若いミュージシャンのライブ

順番に見て回ったあとに
なんとスタジオで若いミュージシャンのライブをやっていた。それが!!
上手い!まじで 上手い!でもきっと学生?? それにしても上手い!
なんなのこれ???(笑)
売店

当然のことながら売店にはよだれが出そうな物が
たーーくさんあるので要注意です。
次回 ⇒ Nacomiのアメリカ音楽紀行♪ #9 Sun Studio に続く
Nacomi プロフィール

その活動は国内だけでなく台湾、アメリカにも広がり、シカゴブルースのレジェンドハーピストLittleWalterの娘が主催するLittleWalterFoundationの推薦でルイジアナ州アレキサンドリア市でLittleWalterMusicFestivalに、初めての日本人として、2年連続出演。現地で大歓迎されローカルテレビニュースに出演、人気バンドとなる。最近5年間は毎年渡米、サンフランシスコ、シカゴ、ニューオリンズ、メンフィス等を中心に活動している。Blues-e-newsでの2015年、女性ミュージシャン人気投票で7位という快挙。
アルバムは『GRABBED MY HEART』(2007年)『金魚のSwampie』(2010年)『Nacomi sings Little Walter』(2014年)の3枚がリリースされており、ずっとロングセラーを続けている。最近のアルバム『Nacomi sings Little Walter』は国内だけでなく海外でも人気。
Nacomi オフィシャルHP ⇒ http://nacomitanaka.com/
※ ライブ情報、CDの購入などに関しては、Nacomi オフィシャルHP をご覧ください。
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