ワシントンD.C. フィラデルフィア ボストン の旅 2015 フィラデルフィア/観光編

15年12月04日
Link-USA

フィラデルフィアについて


フィラデルフィアワシントンD.C.から北東へ約215kmの場所にある街。1790年~1800年の間には国会議事堂や最高裁判所など行政・司法機関がおかれ、ワシントンD.C.が誕生するまでの臨時の首都であった。市内は、アメリカ建国初期の史跡が集まる歴史地区、美術館や博物館が並ぶパークウェイミュージアム地区、大学などが集まるユニバーシティ地区をはじめ、その他いくつかの地区に分かれている。
近くにニューヨークという大都市があるため、フィラデルフィアは日本人にとって影が薄い。
実は私もフィラデルフィアについては不勉強で、名前だけ聞いたことがあるといった程度であまりイメージがわかない街であった。しかし、実際に訪れてみると、なかなか素敵な街だった。
観光局スタッフ曰く、現在人口も増加中で全米5番目の人口とのこと。


米国憲法センター National Constitution Center


米国憲法センター National Constitution Center

対話式の展示、映像、写真などの資料を通じて、独立戦争時代から今日まで合衆国憲法の歴史を体感・学習できる施設。日本語の言語対応などはなく、内容的にも外国人には非常に難しい施設。訪問者の多くは、国内の教育団体(学生の遠足)などだそうだ。今回、実際に訪ねたが、内容が非常に難しかった。もっと英語力と知識があれば。。。


米国憲法センター National Constitution Centerホールから見える独立記念館。100$札の裏に印刷されている。

米国憲法センター National Constitution Center今後訪ねる施設のほとんどに共通して言える点でもあるが、日本とは異なり、触れたり、写真撮影ができる展示物が多いことに驚いた。
ここでは、ベンジャミンフランクリンなど建国の父たちとまじり記念撮影をしてみた。

自由の鐘 Liberty Bell


自由の鐘 Liberty Bell
独立記念館 Independence Hall米国憲法センターより徒歩にて訪ねる。
リバティベルセンターでは、独立宣言の際にならされた自由の鐘を見学。さすがに触れることはできないが、写真撮影などは自由に行うことができる。フィラデルフィア観光を行う際には、マストで訪ねる場所のひとつ。
トーマスジェファソン起案の独立宣言が採択された独立記念館では、朝8:30より並び整理券をもらうことでツアーに参加することもできるそうだが、今回は、外観見学のみ。

イースタン州立刑務所 Eastern State Penitentiary


イースタン州立刑務所 Eastern State Penitentiary
イースタン州立刑務所 Eastern State Penitentiaryアメリカで最も歴史のある刑務所のひとつ、イースタン州立刑務所を訪ねた。1829年に創設された後、実際に1971年まで刑務所として使われていた建物で、銀行強盗のウィリー・サットンや、アル・カポネが収監されたことで有名な施設。閉鎖後は歴史的建造物に指定され、現在は一般公開されている。通常は、昼間のデイツアーで訪ねるそうなのだが、この時期はハロウィンシーズンということもあり、特別に夜の州立刑務所を訪ねた。
雨で天候が非常に悪いにも関わらず、入場ゲート前は多くの若者が列をなしており、次第に期待度も上がる。今回は、観光局さんが用意してくれたファーストパスのような特別なチケット(Quick Pass)のお蔭でほとんどならばずに入場。

イースタン州立刑務所 Eastern State Penitentiary
イースタン州立刑務所 Eastern State Penitentiary入場ゲートから、ゾンビ風特殊メイクをしたスタッフが。。。。入場時にゾンビに驚かせてほしい人は、その旨を伝えると光る(蛍光)ネックレスを装着することができ、おもしろさUPとのことだったので、面白がって全員装着することに。
中は撮影もOKとのことなのだが、あまりの恐怖で撮影できず、入った瞬間から絶叫。突然驚かされたり、追いかけられたり、鞄引っ張られたり。私は、まさかのゾンビに壁ドンされてしまったり。。。。。
最終的には、グループ全員がばらばらにされ、なぜか私は知らない現地の学生さんグループと最後は一緒に巡っていたり。。。
これも文化体験。ハロウィン期間という特別な時期だったので、いつもと異なる様子を体験できた。

バーンズ財団美術館 Barnes Foundation


バーンズ財団美術館 Barnes Foundation

バーンズ財団美術館は、アメリカ人・富豪バーンズ氏のプライベートコレクションを展示する美術館。後期印象派の作品を中心に展示されており、他の美術館などと異なり、展示方法も非常に個性的かつ贅沢で壁いっぱいに大小の絵画が並ぶ。部屋一面に展示される絵画は、ゴッホ・セザンヌ・モネ・ルノワール・・・・など名画ばかり。


バーンズ財団美術館 Barnes Foundation

今回はオーディオツアーを体験。言語も選ぶことが可能で、一部の作品では日本語ガイダンスもある。パンフレットは英語のみ。
また、日本の美術館とは異なり、作品を比較的間近で見ることが出来る点、写真を撮影できる点はうれしい。ただ、今回は撮影が可能なことを知らず、ほとんどの写真は撮影できず。(ちなみに写真撮影をしていたのは、われわれ日本人グループのみだった。)
今回は、限られた時間の中での見学だったため、時間さえあれば、半日かけてゆっくりじっくりと巡りたい施設である。


ワンリバティプレイスビル展望 One Liberty Observation Deck


ワンリバティプレイスビル展望 One Liberty Observation Deck

ワンリバティプレイスビルの57階の展望デッキよりフィラデルフィア市街を一望。オープンを約3週間後に控えた施設だったため、建物内に入る前に写真撮影をし、許可証をもらい、ヘルメッドをつけてからの入場。


ワンリバティプレイスビル展望 One Liberty Observation Deck

2階にあるエレベーターから57階の展望所までは、約75秒で到着。展望所は360度歩くことができ、またビルの屋上部分にあり非常に珍しいつくりだそう。
大人は19$で入場できるとのことで、比較的安価なため、今後フィラデルフィアでの自由行動や、市内観光の際に注目されそうなスポットである。展望所からは、市庁舎なども見え、川に囲まれたフィラデルフィアの街の風景を楽しむことができる。タッチパネルのマップも今後完成するらしく、言語対応もするようだが、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、中国語・・・・とどうやら日本語の対応はまだ先のようである。


フィラデルフィア美術館 Philadelphia Museum of Art


フィラデルフィア美術館 Philadelphia Museum of Artアメリカを代表する美術館のひとつ、フィラデルフィア美術館は、22万点以上の所蔵作品
があり非常に見応えがある。ゴッホ『ひまわり』なども間近に見ることができ、フィラデルフィアで是非訪ねるべき施設のひとつといえる。ここも日本と異なり、間近で見ることができることでき、また写真撮影も可能であった。

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