リンカーンパーク動物園 Lincoln Park Zoo
第一目的が「音楽」の旅だけれど、毎回出来るだけ観光地も訪ねたいと思っている。2014年にシカゴに初めて行ったときには、当然のことながらシカゴ美術館や、シカゴリバーを船で下りながら歴史的、そして現代建築物を観るChicago Architecture River Cruise なるものにも出かけたし、郊外のオークパークにもでかけてフランク・ロイド・ライトの建築物を見学に行ったりもした。
子連れでもなければ、海外で動物園に行く人は少ないかもしれない。
だって動物だし。ライオン、ゴリラ、トラ、、、など「日本で見るのも、別に同じじゃないの?」と思ってしまうからだ。実は私も最初はそう思っていたのだけど、これが、間違いだった。
Farm in the zoo

シカゴ市の北部ミシガン湖に面してリンカンパークがある。リンカンパークは、南北に長く、その中にリンカンパーク動物園がある。なんと無料。

南側の入り口から入ると子供向けのふれあい動物園といった感じのエリアがあった。

Farm in the zoo といって牛やら豚やらヤギなどいて、子供たちは餌をあげたりも出来るし、時間によっては牛の搾乳なども見れるようだ。

「ああ、街中のこんな感じの動物園か。ま、無料だしな、、、」と思いもう一度、地図を見ると、え?! トラ、ライオン、キリン、など多くの動物のオリがあると書いてある。
リンカーンパーク動物園の入り口

ひょっとして「この橋を渡ってその先にまだ何かがあるのか?」と思い歩いていくと、本格的な入り口が!!!
はい、とてもとても本格的な動物園だった。

日本の動物園と違って敷地が広いので 柵のなかのエリアも広く、そして中の建物とも繋がっているのでライオンやトラは自由に出たり入ったりしていた。できるだけ自然の状態で展示してるようで、アフリカン・エイプスというチンパンジーやゴリラがいる建物は、大きなガラス張りの展示場になっていて、ゴリラが本当に近くで見れる。
これには、ちょっとエキサイト!

見たこともないアフリカン・ワイルド・ドッグ!そう、外国の動物園は、生れて始めた見た!っていう動物が結構いるのだ。

動物園だけど魚の展示もあった。
入園したのが3時半ごろだったので閉園の17時まで1時間半ほどしかなく、あわてて回ったのだけど、カフェテリアもあるし、1日のんびりできる場所だと思う。残念ながらこの時はシロクマエリアは工事中だったので、今年いってみるかな?
隣にある植物園も見れなかったことだし。

3,4日しかない!っていうタイトなスケジュールの初シカゴでないなら、この動物園はお勧め。
なんせ、シカゴの町がこんな風に見える素敵な郊外だから。
⇒ Nacomiのアメリカ音楽紀行♪ #18 ミュージアム・キャンパス へ続く
Nacomi プロフィール

その活動は国内だけでなく台湾、アメリカにも広がり、シカゴブルースのレジェンドハーピストLittleWalterの娘が主催するLittleWalterFoundationの推薦でルイジアナ州アレキサンドリア市でLittleWalterMusicFestivalに、初めての日本人として、2年連続出演。現地で大歓迎されローカルテレビニュースに出演、人気バンドとなる。最近5年間は毎年渡米、サンフランシスコ、シカゴ、ニューオリンズ、メンフィス等を中心に活動している。Blues-e-newsでの2015年、女性ミュージシャン人気投票で7位という快挙。
アルバムは『GRABBED MY HEART』(2007年)『金魚のSwampie』(2010年)『Nacomi sings Little Walter』(2014年)の3枚がリリースされており、ずっとロングセラーを続けている。最近のアルバム『Nacomi sings Little Walter』は国内だけでなく海外でも人気。
Nacomi オフィシャルHP ⇒ http://nacomitanaka.com/
※ ライブ情報、CDの購入などに関しては、Nacomi オフィシャルHP をご覧ください。
リンカーンパーク動物園の場所
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