ダウンタウンには使い勝手のよいお店が並ぶ
バカンスでたくさんの人が訪れるパームスプリングスには、和食はもちろん、イタリアン、メキシカンなど各国のレストランがそろっています。旅先で美味しいお店に出会うコツは、地元の人が通うお店を選ぶこと。私が訪れたなかでも、コストパフォーマンスがよかったいくつかのお店をご紹介。この3件は、どれもダウンタウンにあります。
TRIO Restaurant


まずは、オレンジがテーマカラーのお店「TRIO Restaurant」。数々の雑誌でも紹介されている有名なお店ながら、価格はリーズナブル。
カリフォルニアの定番料理をベースに、タイなどいろいろな国の要素を盛り込んだ料理が自慢です。

オーダーしたのは、「Country Pate(豚のパテ)」13ドル。

ラム肉をトロトロになるまで骨ごと煮込んだ「Lamb Shank」26ドルなど。
ボリュームたっぷりなので、2人で2皿で充分でした。

ローカルのクラフトビールや、オリジナルのカクテルなど幅広くドリンクもそろうので、バーとしても使えるお店です。

ランチでは、タコスなどメキシコ料理もサーブされているそう。
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TRIO Restaurant
Ruben and Ozzy’s Oysterbar


もう一軒は、こちらも人気店「Ruben and Ozzy’s Oysterbar」。名前の通り、オイスターバーですが、日本ではなかなか食べられない、貝も生でいただくことができます。

メキシコ風シュリンプカクテル「Campechana (Mexican Seafood Cocktail) 」13.95ドルは、こちらの看板メニューのひとつ。

この日は、貝、オイスター、エビとオーダーしましたが、どれも新鮮! 日本の魚介類と比べると塩気が薄く、赤いカクテルソースと、辛いホースラディッシュをつけて食べるのが定番です。オイスターも日本のものより小ぶりなので、1ダズン(12個)もペロッといけちゃいます。
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Ruben and Ozzy’s Oysterbar
Ernest Coffee


そして、ちょっとまったりしたい時には、「Ernest Coffee」へ。ポートランド発祥のスタンプタウンの豆を丁寧に入れたコーヒーとペストリーが自慢のお店です。

赤い椅子が印象的な店内では、地元の人がコーヒーを頼んだり、セレクトされたワインを片手に語りあったりと、小さなスペースながら、たくさんの人が快適に過ごしています。
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Ernest Coffee
コスメもパームスプリング発のブランドを


女性向けのお土産にぴったりなのが、
パームスプリング発のスーパーフードを使ったオーガニックのハンドメイドコスメブランド「The Body Deli」へ。こちらのコスメは、コスメティックの開発や、栄養、健康などに詳しい2人が2001年に立ち上げたもの。すでにセレブやファッションデザイナーなど、健康や美容意識の高い人から熱い支持を集めています。
店内に入るだけで、いい香りが! こちらで一番売れているのは、カタログにのっているブルーベリーのマイクロスクラブだそう。でも、2oz(約60ml)で36ドルとお値段が高め。お土産に、マンダリンの香りの「Lip Balms(リップバーム)」10ドルを購入しました。リップバームですが、べたつかないので、飛行機の中で体や顔の保湿剤としても活躍しそう。マスクも試したかったのですが、いくつかは冷蔵保存なので断念。次回に訪れる時は、初日に行って滞在中にいくつか試したいと思います。パームスプリングスはとても乾燥する地域。保湿系コスメなどを買い足したいなと思ったら、ぜひ訪れて見てください。
⇒ The Body Deli
⇒ 食事にも監修者がつく健康志向なホテル に続く
小山陽子 プロフィール
カリフォルニア州 ロサンゼルス在住の編集ライター。東京で健康&美容雑誌の編集部に長年在籍。医師やカリスマ整体師、美容家、予約のとれない人気トレーナーなど、第一線で活躍する多くの人々を取材する。2015年、数々のダイエットが生まれる流行発信地LAへ。日本での経験をいかし、現在も女性誌や新聞、webでアメリカの最新ヘルシーフードや最新ダイエット事情などのコラムを担当している。個人のHPでは、健康や美容のほか、旅情報をのんびりアップ中。
⇒ ダイエット系編集ライターYoko Koyama official HP
インスタグラムは「@yoko_koyama5」

パームスプリングスの場所と行き方
ロサンゼルス国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例
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