クレメンツフィッシングバージ

クレメンツフィッシングバージ　有名な釣りスポット

ラクロスを後にして、ミシシッピリバー沿いのグレート・リバー・ロードを南へ走ります。
この日最初の訪問先は、クレメンツフィッシングバージ（Clements Fishing Barge）というウィスコンシン州で有名な釣りのスポットです。
ラクロスから19マイル（30km）なので車で30分程です。
グレート・リバー・ロード沿いにある駐車場に車を停めて、川の端まで歩いて降りると旗柱が立っています。この旗柱についているオレンジの旗を揚げると、向こう岸にあるフィッシングバージからボートが迎えに来てくれます。

クレメンツフィッシングバージは、ミシシッピリバーの８番目のダム＆水門（Lock & Dam #8）のすぐ下流にあります。ミシシッピリバーには、ミズーリ州のセントルイス付近から上流にかけて水門が29基あります。イリノイ州のアルトンという町の近くにあるメルヴィン・プライス水門＆ダムがその29基のうちで最も大きいものですが、このLock & Dam #8 は29基のうちで最も高低差が大きいそうです。

クレメンツフィッシングバージは、川の西岸にあるのでミネソタ州にありますが、オフィスがウィスコンシン州にあるそうです。

釣れる魚の種類は多く、
Blue Gill（ブルーギル）、
Catfish（ナマズ）、
Crappie（クラッピー）、
Largemouth Bass（オオクチバス）、
Northern Pike（ノーザンパイク）、
Perch（パーチ）、
Sauger（ソーガー）、
Smallmouth Bass（コクチバス）、
Walleye（ウォールアイ）、
White Bass（ホワイトバス）、
Shovelnose Sturgeon（ショベルノーズチョウザメ）などの魚が代表的な魚になりますが、種類としてはもっとあるそうです。

クレメンツフィッシングバージ

釣りをするにはライセンスが必要です。短い期間のライセンスは簡単に取る事ができるそうです。
細かい法律が制定されており、魚の種類ごとに、ある一定のサイズよりも小さな魚、サイズに関わらずリリースが義務付けられています。
持って帰る事のできる数も、魚の種類ごとに決められているうえ、トータルの数も決められています。
見ている最中にとても大きなCatfish（ナマズ）を釣り上げた方が、すぐにリリースしていました。

クレメンツフィッシングバージ

艀の場所によって釣れる魚の種類が異なるそうですが、なぜか南側（下流側）の方に人が集中していました。彼らはビールを飲みながら陽気に釣りを楽しんでいました。
この日は、男性の大人が大半でしたが、休憩場のようなところには、子供が釣り上げた大きな魚を抱えている写真、初老のご婦人が釣った魚と一緒に嬉しそうにしている写真、星条旗のバンダナを頭に巻いて水着姿でキャットフィッシュを持っている若い女性の写真などが飾ってありました。

イーグル

ここは特に魚が豊富なポイントなので、魚を狙っているイーグルが何羽も飛んでいました。艀に渡る時や艀の上からもイーグルが飛んでいるのが見えていました。
ボートに乗って岸に戻る時、僕がボートのデッキへ出たタイミングで、ボートの近くにイーグルが急降下してきて水面近くで魚をキャッチする瞬間を見ました。一瞬の出来事なので写真を撮る事もできませんでしたが、そのすごい迫力は今でも目に焼き付いています。

⇒ クレメンツフィッシングバージのホームページ

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ミシシッピリバーカントリー 2017
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