夜のビールストリートを見に行ってみた

夕方に一度ホテルに帰り、荷物を散らかす前に部屋の写真を撮ったり、メールのチェックをしたり、翌日の準備をして再びビールストリートの様子を見に行くことにしました。7時頃にビールストリートの入り口辺りに行くと夕方とは雰囲気がずいぶんと違います。多くの人が出てきてポリスカーがバリケードの前に停まっています。



観光客用の馬車もやってきました。これらの馬車はハンディー パークの横で待機して、観光客を乗せてダウンタウンをまわるようです。

お店のネオンがきらめくにつれて、活気があふれてきます。

あちらこちらのお店から音楽が轟いています。音が漏れているというレベルではありません。ただ、意外だったのは全てのお店がブルースをやっている訳でなく、観光客に受けやすいアメリカンロックなどをやっているバンドも多いです。

この壁の裏側はパティオになっていて、ここからも音楽が聞こえます。

2Fのオープンテラスに居る人達を見ているとビールが飲みたくなりました。ほとんど奥行きの無いお店で良い感じのブルースロックを演奏していたのでビールを買ってカウンターに座ろうとしましたがなかなかの音圧で、お店から少し離れて聞きながらビールを飲んでいると、聞き出してから2曲ほどでステージが終わってしまいました。仕方がないのでその辺りをうろうろしていました。

ハンディー・パークの東側にジェリー リー ルイス カフェ&ホンキートンク(Jerry Lee Lewis’ Cafe & Honky Tonk)というお店がありました。ジェリー リー ルイスは、1950年代にロックンロールで人気のあったピアニストです。

ハンディー・パークの入り口付近に小さなステージがあり、バンドがセッティングをしているのを眺めながらビールを飲んでいました。いざ演奏が始まると音割れがひどく演奏しながらPAをいじっていましたが、2曲目の方が更にひどくなったので、ビールを飲み干してハンディー・パークから出ました。

ハンディー・パークから出るとビールストリートは更に賑わいが増していました。

夜のビールストリートにはポリスカーが何台も停まっており、結構な人数のポリスマンが居るので治安は良く、安心して飲み歩いていられます。なかなか気に入った音楽に出会えませんでしたが、それなりに楽しめました。金曜日の夜はまだまだこれからで、どんどん盛り上がるのは分かっていましたが、適度に酔いがまわり、飛行機であまり眠れなかったので眠くなってきたので翌日に備えて10時前にホテルに引き上げる事にしました。
次回 ⇒ 11. アーケードレストラン The Arcade Restaurant に続く
ビールストリートの場所と地図
ビールストリートのW.C.ハンディ ハウス博物館からB.B.キング ブルース クラブ まで。
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