ピーバディ メンフィスのダッグマーチが見れた!

Memphis Blues Trail 61 のサインを見て写真も撮ったのでホテルへ戻ることにしました。B.B.キング ブルーバードを北に向かって歩いて、メンフィス市内にある野球場 オートゾーンパーク(AutoZone Park)の所まで来ました。メンフィスにはメジャーリーグのチームは無く、マイナーリーグチーム「メンフィス・レッドバーズ」のホームグラウンドです。
この日は日差しがきつく暑かったので、この交差点に建つ名門ホテルのピーバディ メンフィス(The Peabody Memphis)の中を横切る事にしました。
⇒ ザ ピーバディ メンフィスの場所と行き方
ダックマーチ

ホテルの中を東から西に向かって歩いていると、ロビーバーからエレベーターの間に凄い人だかりです。そうです、ピーバディ メンフィス名物のダックマーチが始まる少し前でした。
時計を見るとまだ、15分前にもなっていないのに、マーチのコース脇はまったく隙間がありません。ロビーバーの外に、どうにか噴水が見える場所があったので、そこでダックマーチが始まるのを待つことにしました。

写真の彼が今のダッグマスターの様です。初代ダッグマスターはベルマン エドワード ペンブローク(Bellman Edward Pembroke)という方で、1940年にこの噴水で飼われていたダックに午前11時に屋上のダッグパレスからこの噴水へ、夕方の5時にこの噴水から屋上へとダッグに行進することを教えたのです。ペンブローク氏は1991年に退職するまでの50年間、ダッグマスターとして勤めました。

ダッグマスターである彼は、この老舗ホテルであるピーバディ メンフィスやダックマーチに関する話などをします。また、ダックの餌代の寄付を見物客にアピールして募金箱を持ってまわります。この時間が結構長いのです。おそらく、最初に見物するのに良い場所であるレッドカーペットの周辺を確保した方は30分以上は待っているのではないでしょうか。


ルーフトップのダッグパレス

夜にピーバディ メンフィスのルーフトップ(屋上)にあるダッグパレス(DUCK PALACE)を見に行きました。

ここのルーフトップは、4月から8月の毎週木曜日の夜にパーティーをやっています。先ほどの Memphis Blues Trail 61 のサインの所にある歩道橋に広告幕がありました。


ダッグパレスは、このステージらしきものの裏側にあります。

何羽かは既に眠っていました。明日も11時前にパレスを出発してエレベーターに乗って1階のロビーバーへご出勤です。

ピーバディ メンフィスの表の歩道上にダックの足跡と名前を記されたタイルが埋められています。名前は誰のものか不明です。 Henry Turley で検索してみると、ピーバディ メンフィスの近くの居住用不動産会社らしき企業がヒットします。この会社のオーナーがダックマーチにまとまった金額の寄付をしたのかもしれませんね。あくまで、推測ですが。

次回 ⇒ 30. ピーバディ メンフィスのランスキーブラザーズ に続く
ザ ピーバディ メンフィスの場所と行き方
The Peabody Memphis
住所:149 Union Avenue, Memphis, TN,
メンフィス国際空港からザ ピーバディ メンフィスへ車(レンタカー)やタクシーで行く場合の一例
⇒ 大きな地図で見る