フィラデルフィア美術館とロッキー像

19年05月16日
Link-USA

フィラデルフィア美術館の前に建つロッキー像


フィラデルフィア美術館
ロッキー像フィラデルフィア美術館Philadelphia Museum of Art)は、ギリシア風の巨大な美術館で、ゴッホの『ひまわり』などの名画を含む所蔵品が30万点以上ある、フィラデルフィアが誇る美術館です。
そして、何よりも日本人が最も馴染みがあるフィラデルフィア美術館は、映画『ロッキー』(1976年:日本では1977年公開)のシーンですね。
ストーリーは簡単に書くと、ロッキーという無名のボクサーのアメリカン・ドリームを描いたものです。脚本を書いたのは、当時は無名の俳優で、この映画の主役ロッキーを演じたシルヴェスター・スタローンです。スタローンはこの映画のヒットで、一躍スターとなり、リアルにアメリカン・ドリームを実現したのです。このことから、ロッキーは、日本人が想像する以上にアメリカで大人気なのです。ロッキーのシリーズは2006年の『ロッキー・ザ・ファイナル』まで6作が制作されたので、年齢層の幅が広く知られているのも、人気を継続させているのでしょう。今でも、フィラデルフィア美術館の前に建てられた”ロッキーの像”の前は記念撮影する人たちが列を作って自分の番を待っています。


ロッキー像

ロッキー像映画『ロッキー』の主題歌「ロッキーのテーマ」も大ヒットしました。映画の中で、この曲が流れ、ロッキーがワークアウトでフィラデルフィアの街中を走り抜け、フィラデルフィア美術館正面の階段を駆け上り、両拳を突き上げるシーンはあまりにも印象的でした。そのシーンは『ロッキー』の象徴的なシーンとなり、続編の数作でも同様のシーンが描かれています。それ以後、フィラデルフィア美術館正面の階段は”ロッキーステップ”と呼ばれるようになりました。
映画のシーンで、ロッキーが両拳を突き上げるポーズをとったところには、ロッキーの足形があります。
流石に40年以上の月日が経っているので、フィラデルフィアに建つビルや、フィラデルフィア美術館の前の様子などは変化してますが、高校時代にロッキーの映画を何度も見た程のロッキーファンの私は、この場所に立つと胸が熱くなりました。

フィラデルフィア美術館へ入館


ゴッホの「ひまわり」フィラデルフィア美術館には、中世から近代にいたるヨーロッパの絵画、彫刻、装飾品、武器のほか、アメリカやアジア美術などを展示。また中国の寺や日本の茶室までも見ることができます。
私がこの美術館で一番見たいものは、フィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」
ゴッホは私と誕生日が同じということもあり、昔からゴッホの作品に関心があり、フィラデルフィア美術館で「ひまわり」を見るのを楽しみにしていました。
ゴッホの「ひまわり」は全部で7作品ありますが、ここフィラデルフィア美術館にあるのは、後期の頃の「ひまわり」で、ミュンヘンのノイエ・ピナコテークにある作品を模写した作品だそうです。
やはり、本物は違う!迫力を感じることができました。
写真も撮れるので遠慮なく何枚も撮りました!

次回 ⇒ ビールとドーナツに続く




フィラデルフィア美術館の場所と行き方


フィラデルフィアのラブパークから、徒歩で行く場合の一例。
Philadelphia Museum of Art  2600 Benjamin Franklin Pkwy, Philadelphia, PA

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