ブルーグラスを旅して プロローグ
6月の終わりから、ブルーグラスをテーマにアメリカを旅された井上ゆい子さんよりレポートを頂きましたのでご紹介いたします。

今回の旅の目的

アメリカはアパラチア山脈から生まれた音楽、ブルーグラスという音楽があります。
クラシック、ジャズ、R&B、フォーク、ポップ・・・といったように音楽ジャンルがあるのと同様、ブルーグラスという種類の音楽があります。私は、日本でブルーグラスという音楽、その文化やライフスタイルを紹介すべく日々活動しています。
数年前、東テネシー州立大学を卒業、同校は世界で唯一ブルーグラス音学科がある州立大学です。ブルーグラスが生まれたアパラチアの文化を経験したかったため、アパラチア山脈の中心に位置する、テネシー州ジョンソンシティにある同校に通いました。
ブルーグラス学科で奨学金を受けながら、ビジネス学科を卒業。大学に通っていた頃は、勉強に追われ、大学周りのブルーグラス事情を経験するだけで帰国してしまいました。

そんなブルーグラスがアメリカ各地ではどう伝わっているのか、学生の時には見ることの出来なかった部分を再び自分の目で見、肌で感じるため、およそ一ヶ月をかけ、“ブルーグラス”というキーワードのもと、アメリカはアパラチア山脈方面を主に旅してきました。
「Appalachian Music Journey 2014 ブルーグラスを旅して」を読んでブルーグラスに興味を持たれた方は、ライブに遊びに来てくださいね。
筆者 プロフィール
井上ゆい子
東テネシー州立大学卒業。ブルーグラス音学科がある同校でブルーグラス特待生として4年間を過ごす。
帰国後、北米からミュージシャンを招聘しブルーグラス音楽を日本で紹介するため奔走中。 http://www.ann-grassroots.com/
次回 ⇒ テネシー州からケンタッキー州へ に続く
# 1 | 旅の目的 |
# 2 | テネシー州からケンタッキー州へ |
# 3 | River of Music Party フェスへ |
# 4 | MIPSOに会いにルイビルへ |
# 5 | フィドラー ケイシー・ドリーセンを尋ねて |
# 6 | フロリダ州ヴィロ・ビーチ Mike Block String Cam |
# 7 | Lake House |
# 8 | 日本人陶芸家でバンジョー奏者に会いに |