Appalachian Music Journey 2014 ブルーグラスを旅して 1

14年09月02日
Link-USA

ブルーグラスを旅して プロローグ


6月の終わりから、ブルーグラスをテーマにアメリカを旅された井上ゆい子さんよりレポートを頂きましたのでご紹介いたします。


Appalachian Music Journey 2014 ブルーグラスを旅して

今回の旅の目的


Appalachian Music Journey 2014 ブルーグラスを旅してこんにちは、はじめまして。井上ゆい子です。
アメリカはアパラチア山脈から生まれた音楽、ブルーグラスという音楽があります。
クラシック、ジャズ、R&B、フォーク、ポップ・・・といったように音楽ジャンルがあるのと同様、ブルーグラスという種類の音楽があります。私は、日本でブルーグラスという音楽、その文化やライフスタイルを紹介すべく日々活動しています。

数年前、東テネシー州立大学を卒業、同校は世界で唯一ブルーグラス音学科がある州立大学です。ブルーグラスが生まれたアパラチアの文化を経験したかったため、アパラチア山脈の中心に位置する、テネシー州ジョンソンシティにある同校に通いました。
ブルーグラス学科で奨学金を受けながら、ビジネス学科を卒業。大学に通っていた頃は、勉強に追われ、大学周りのブルーグラス事情を経験するだけで帰国してしまいました。


Appalachian Music Journey 2014 ブルーグラスを旅して今回の旅の目的は、ブルーグラスという音楽は何かを自分の目でもう一度見るため。ブルーグラスは伝統や文化が世代を越えて伝わり続けている音楽ですが、 発展と進化を遂げながらも、老若男女が楽しめる音楽でもあります。アメリカ国内外ではブルーグラスフェスが多く存在し、人々がその音楽や文化に魅了され集まってきます。
そんなブルーグラスがアメリカ各地ではどう伝わっているのか、学生の時には見ることの出来なかった部分を再び自分の目で見、肌で感じるため、およそ一ヶ月をかけ、“ブルーグラス”というキーワードのもと、アメリカはアパラチア山脈方面を主に旅してきました。

Appalachian Music Journey 2014 ブルーグラスを旅して」を読んでブルーグラスに興味を持たれた方は、ライブに遊びに来てくださいね。


筆者 プロフィール


井上ゆい子
東テネシー州立大学卒業。ブルーグラス音学科がある同校でブルーグラス特待生として4年間を過ごす。
帰国後、北米からミュージシャンを招聘しブルーグラス音楽を日本で紹介するため奔走中。 http://www.ann-grassroots.com/


次回 ⇒ テネシー州からケンタッキー州へ に続く


# 1旅の目的
# 2テネシー州からケンタッキー州へ
# 3River of Music Party フェスへ
# 4MIPSOに会いにルイビルへ
# 5フィドラー ケイシー・ドリーセンを尋ねて
# 6フロリダ州ヴィロ・ビーチ Mike Block String Cam
# 7Lake House
# 8日本人陶芸家でバンジョー奏者に会いに