州の成立過程
1673年、ミシシッピ川とイリノイ川流域をフランス人探検家が訪れました。
これが最初のヨーロッパ人の渡来と言われています。
この探検の結果、この地はフランスに支配されることになりますが、イギリスもまた領有権を狙っていました。
やがて、フランスとイギリスの間での領有権争いはフレンチ・インディアン戦争に発展します。
戦いに敗れたフランスはこの土地をイギリスに譲渡し、イギリスによる支配がはじまります。
その後、イギリスの支配の仕方に不満を募らせた開拓民たちは独立戦争を引き起こします。
アメリカ領となったこの地は、1787年、連合会議の結果、北西部領土という政治的区分の一部となりました。
その後、インディアナ準州、イリノイ準州と所属を変え、1818年12月3日、合衆国21番目の州に昇格しました。