州の成立過程

この地への最初のヨーロッパ人の到来は16世紀初めです。
その後この地は、フランス、スペイン、メキシコと支配者を変えることとなります。
まず、フランス人探検家ラ・サールが、マタゴルダ湾にセントルイス砦を建設しこの地はフランス領とされます。
その後、フランスが植民地化に失敗、この地を去った後、スペインがこの地の開拓を進めます。
そして、ヌエバ・エスパーニャと呼ばれるスペイン帝国の領地として統治されることになります。
1821年メキシコがスペインから独立すると、メキシコ領コアウイラ・イ・テハス州の一部となります。
その後、合衆国からの移民がこの州に入りはじめ次第にメキシコ人を上回り、メキシコ人とアメリカ人の間に衝突が起きるようになりました。
このためメキシコ政府は、この地へのアメリカ人入植者の立ち入りを禁止します。
これにアメリカ人入植者は不満を募らせ、反乱を起こし、1836年テキサス共和国として独立させます。
テキサス共和国としての10年間の後、1845年12月29日、アメリカ28番目の州として合衆国に加わりました。