州の成立過程
レナペ族、サスケハノック族などの先住民族が暮らしていたこの地にイギリス、オランダ、スウェーデンの人々が入植し、その所有権を巡って戦うこととなります。その後オランダがスウェーデンを駆逐、そのオランダもイギリスに駆逐されるという形でこの3国による所有権を巡る争いは終結します。
イギリスの植民地となったこの地にフィラデルフィア市を建設、ペンシルバニア州を整備した人物がウィリアム・ペンという人物です。
独立戦争中には、ブランディワインの戦い、ジャーマンタウンの戦いが起こったりと、この地は大きな戦いの舞台となってゆきます。
そして、1787年12月12日、アメリカ合衆国憲法を批准、2番目の州として制定されることとなります。
ちなみに州の名前はウィリアム・ペンによって「シルバニア(森林)」と名づけられますが、その後ペンの父に敬意を払って「ペンシルバニア」と改称されたそうです。