州の成立過程

ミシシッピ川の西、アメリカ中西部にある内陸の州です。
かつてこの地は、フランス領ルイジアナとして統治されていました。
ちなみにこのフランス領ルイジアナは、ミシシッピ川の流域をほとんど含んでおり、北は五大湖、南はメキシコ湾、東はアパラチア山脈から西のロッキー山脈までという広大な領地でした。
その後、フレンチ・インディアン戦争に敗れたフランスは、1763年のパリ条約によってこの地を手放します。
秘密の条約で再度フランスはこの地を取り返しますが、1803年ナポレオンによりルイジアナ買収が行われ、フランスによる支配は終わりを告げることになりました。
アメリカの領土となったこの地はルイジアナ準州の一部となり、1821年8月10日、アメリカ24番目の州へ昇格します。
ちなみに州の愛称は「ショウミーステート」で、「証拠を重要視する」のような意味を持ち、疑い深い州ともいわれています。