マウントラシュモア国立モニュメント
Mount Rushmore National Memorial

マウントラシュモア国立モニュメント Mount Rushmore National Memorial

サウスダコダ州 ブラックヒルズの岩山、ラシュモア山に巨大な4人の大統領の顔が刻まれています。
左から順に、ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーンです。
ジョージ・ワシントンの顔、顎から頭までの高さは18m30cm、ジェファーソンの鼻の長さは6m、ルーズベルトの口髭の幅は6mもあり、おどろくほど大きなものです。
この巨大な彫刻は、アメリカ人彫刻家 ガッツォン・ボーグラムが彫ったものです。
ラシュモア山の岩盤は非常に硬質なので、ダイナマイトで砕きながら作業を進め、14年間の歳月(1927年から1941年10月31日まで)をかけて彫られました。
マウントラシュモア国立モニュメントは、自由の女神と並び、アメリカの民主主義のシンボルとして知られており、1925年3月3日に国定記念建造物に指定されました。
1959年のヒット映画「北北西に進路を取れ」(監督:アルフレッド・ヒッチコック)のクライマックスシーンで使われ有名になり、今では年間で25万人以上の人が訪れる人気の観光スポットです。
ラピッドシティから南西へ18マイル/30分のドライブで行けます。

マウントラシュモアの偉大な4人の大統領

マウントラシュモア国立モニュメント Mount Rushmore National Memorial

ラシュモア山に巨大な4人の大統領の顔が刻まれています。左から順に、初代大統領 ジョージ・ワシントン、第3代大統領 トーマス・ジェファーソン、第26代大統領 セオドア・ルーズベルト、第16代大統領 エイブラハム・リンカーンのアメリカを代表する4人です。
このアメリカを代表する4人の大統領は、アメリカ国家の「誕生」「拡大」「保護」「発展」の象徴としてラシュモア山に刻まれました。
4人の大統領に関しての詳細は「マウントラシュモアの4人の偉大な大統領」のページをご覧ください。
マウントラシュモアの4人の偉大な大統領

マウントラシュモアの制作者 ガッツォン・ボーグラム

ガッツォン・ボーグラム Gutzon Borglumラシュモア山の石壁に巨大な大統領の顔を彫ったのは、アイダホ州で生まれてカリフォルニア州で育った、デンマーク系アメリカ人の彫刻家、ガッツォン・ボーグラム(Gutzon Borglum 1867年3月25日~1941年3月6日)です。
この彫刻を完成後に末永く残すために、風化しにくい硬い岩のラシュモア山を選んだのです。風化しにくいほどに硬い岩がゆえに、作業は困難なものでした。
ガッツォン・ボーグラムに関してや、作業の詳細に関しては「ガッツォン・ボーグラム Gutzon Borglum」のページをご覧ください。
 
ガッツォン・ボーグラム

開場時間と休業日 入場料金など

インフォメーションセンター:夏季は8時から22時、冬季は8時から17時
リンカーン・ボーグラム・ミュージアム:夏季は8時から22時、冬季は8時から17時
彫刻家のスタジオ:夏季は9時から18時、冬季は閉鎖
ギフトショップとレストラン:夏季は7時から22時30分、冬季は8時から18時
休業日:12月25日
入場料:無料 駐車料金:有料
※ 2017年2月現在の情報となります。最新の情報はマウントラッシュモア国立メモリアルのホームページでご確認ください。

マウントラシュモアのライトアップ・セレモニー

マウントラシュモア 夜の顔を見る

5月から9月の間は21時からライトアップ・セレモニーがあります。 
マウントラシュモアのライトアップ

マウントラシュモア国立モニュメントをモチーフとしたアルバムジャケット

Deep Purple in Rockイギリスのロックバンド ディープ・パープルがハードロック路線に切り替えた際のアルバム『Deep Purple in Rock』(1970年発表)のレコード・ジャケットは、マウントラシュモア国立モニュメントをモチーフとし、アメリカの4人の大統領の顔を、バンドメンバーの5人の顔に置き換えたデザインで、非常に印象的なものである。

 

マウントラシュモア国立モニュメント への行き方

日本より、アメリカの主要都市を経由して、サウスダコダ州のラピッド・シティ・リージョナル空港へ。
ラピッド・シティ・リージョナル空港からAlamo やHertz のレンタカー利用で、31.5miles(約50km)約40分の道程。
※ この地図の行程は、一例となります。
Mount Rushmore 13000 S Dakota 244, Keystone, SD 57751