カメハメハ1世の故郷を訪ねる コナ空港~ハウィ~ポロル渓谷~ワイメア
コナ空港から19号線を北へと走り、サウスコハラのリゾートを越え、海岸沿いの270号でノースコハラへと向かいます。ハワイ諸島を統一したカメハメハ大王が生まれた街に建つ、オリジナルの大応像を見に行きましょう。遺跡なども多く残るエリアです。
(写真提供:ハワイ州観光局)
START!
■コナ空港
コナ空港から、溶岩を切り開いて作ったまっすぐな19号線を北へ向かって走ります。DFSも入っている島で最大のショッピングセンター「キングス・ショップス」のあるワイコロアを過ぎると、左手の海岸線沿いには溶岩の上に建つ高級リゾートが点在しています。
↓約28㎞
■ハプナビーチ
黒々とした溶岩ばかりが広がるサウスコハラの中にあり、白砂がまぶしいビーチです。遠浅で幅広の美しいビーチで、全米のベストビーチにも選ばれたこともあるほど。ライフガードも常駐しています。ハイウェイに戻り、海岸沿いの270号をそのまま北上します。途中には、カメハメハ大王がハワイ統一を祈願して作った神殿「プウコホラ・ヘイアウ」や、ハワイアンの漁村を復元した「ラパカヒ州立歴史公園」などといったハワイの歴史を感じられるスポットが点在しています。
↓約37㎞
■カメハメハ大王像
島の北端に近づき、こぢんまりしたハヴィの街へと到着します。そのまま270号を直進すると、カメハメハ大王が生まれた地とされるカパアウです。シビックセンターの庭先に大王像が建っていますが、ハワイに3体ある像のうち、実はこれがオリジナルのもの。というのも、ヨーロッパでの製造を終えてハワイに向かう途中で、像を乗せた船が座礁してしまったからです。急遽、新しい像が作られ、その2作目がホノルルに飾られました。その後に先ほどのオリジナル像が引き上げられ、王が生誕したこの地に飾られているという訳です。ちなみに、もう一体の像はヒロにあります。
↓約6㎞
■ポロル渓谷
270号の終点には、「ポロル渓谷」が見張らせる展望台があります。「ワイピオ渓谷』の反対側に位置し、切り立った緑の崖の美しい風景が目の前に広がります。ハヴィへ戻り、帰りは250号線でコハラの山側から戻りましょう。山を登ると馬や牛が草を食む牧草地が広がり、測道を木々に囲まれた高原のドライブが楽しめます。下りに差し掛かると、コハラを望む大パノラマが目の前に!天気がよければ、海の向こうにマウイ島のハレアカラも望む事ができます。