島の東端ハラワ渓谷へ ホオレフア~カラウパパ展望台~カウナカカイ~ハラワ渓谷
空港のあるホオレフアから、カマコウ山がそびえる島の東部を回るルートです。目的地は島で最初に人が住み始めたというハラワ湾。カラウパパを見下ろす展望台や通称20マイルビーチと呼ばれるシュノーケリング・ポイントのワイアルア・ビーチにも立ち寄ります。
(写真提供:ハワイ州観光局)
START!
■ホオレフア
空港を出て、450号を東へ進みます。途中の二股で、右の460号へ進めばモロカイ島唯一の街カウナカカイですが、まずは左の470号でカラウパパ展望台へと向かいます。途中、モロカイ島のオリジナルコーヒーを生産している「コーヒーズ・オブ・ハワイ」へ寄ってもいいでしょう。
↓約11㎞
■カラウパパ展望台
パラアウ州立公園にある展望台からは、ミュールでのツアーでしか入る事ができないカラウパパ半島を見下ろすことができます。公園内には、女性がレイを供えて一夜を過ごすと子宝が授かるという「ファリック・ロック」もあります。
↓約10㎞
■カプアイワ・ココナッツ・グローブ
470号から460号のカウナカカイへ向かって進むと、ヤシの木が密集したエリアに近づきます。これはカメハメハ5世によって植林されたココヤシで、その数なんと1000本以上。ヤシの木々の間に沈む夕日は見事ですが、ヤシの実が落ちてくる可能性があるので林の中には入らず、見るだけにしましょう。ココナッツ・グローブを抜けると、カウナカカイの街に入ります。
↓約3㎞
■カウナカカイ
カウナカカイの名物といえば、「カネミツ・ベーカリー」のモロカイブレッド。地元の人も大好きなふかふかパンです。街を抜け、450号を東へと進みます。左手に広がるカマコウ山麓は自然保護区域になっており、手つかずの自然が残っています。ダミアン神父ゆかりの聖ヨセフ教会を過ぎて、ちょうど20マイルマーカーのあたりがワイアルア・ビーチです。ここでしばしシュノーケリングを楽しみ、時間に余裕があれば先の道へと進みましょう。カウナカカイから約40㎞でハラワ湾を見渡す高台へ出ます。ビーチへ下ることもできますが、未舗装の細道となるので十分に注意してください。ハラワ湾にはかつて大勢のハワイアンが生活し、タロイモ畑が広がっていましたが、2度に渡る津波の被害で人々は街を捨ててしまいました。神秘的な言い伝えも残る、美しくも不思議な場所です。