パブスト邸
ミルウォーキー住宅街の西に佇むフランダースルネッサンス調の大邸宅は、1890年代にアメリカビール界のリーダー的存在だったドイツ生まれのフレデリック・ パブスト(Frederick Pabst)が1892年に建てたものです。この邸宅にはツアーで回りきれないほどの部屋(全部で37部屋!)があります。その中で、注目すべき部屋はビクトリア調の装飾がほどこされた玄関、ステンドグラスが輝くチャペル、大理石で美しいパブリックバスルーム、夫人や女性ゲストの為の寝室、パーラー、フランスロココ調のダイニングルームなどです。また、邸宅にはなんと12のお手洗いと14の暖炉があるそうで、パブストが際立った資産家だったことをうかがわせます。