オレゴン州のワインブランド
Alexana Winery アレキザーナ・ワイナリー
AVA地区:ダンディ・ヒルズ
アレキザーナはナパにあるレヴァーナ・ファミリー・ヴィンヤードのオーナー、レヴァーナ博士がダンディ・ヒルズのレッド・ヒルズに持つワイナリーです。2005年の春からブルゴーニュをしのぐ品質のピノ・ノワールを作るべく、ピノに最適な栽培地ダンディ・ヒルズと才能ある女性醸造家リン・ペナー・アッシュ(レックス・ヒル・ワイナリー)を見出しました。南北に走る尾根と東・南・西に小さな谷に囲まれた土地は複雑なミクロクリマで、多様性のある土壌です。クローンと台木の組み合せを精査し、サスティナブル農法でブドウを栽培しています。
BEAUX FRERES ボー・フレール
AVA地区:ウィラメット・ヴァレー、リボン・リッジ
ワイン評論家ロバート・パーカー氏も関わるオレゴンの1級ワイナリー。ワイナリー名は仏語で「義理の弟」の意。ワイン評論家ロバート・パーカー氏の奥様の弟マイケル・エッツェルが、ピノ・ノワール専門で造るワイナリー。1986年にオレゴン、ウィラメットヴァレー、リボンリッジにピノノワールに最適な畑を見つけ、世界的な評価を受けるピノノワールを作ろうと義兄パーカーとともに購入。オーナーとして名を連ねているパーカーが唯一評価していないワインです。
CRISTOM VINEYARDS クリストム・ヴィンヤーズ
AVA地区:ウィラメット・ヴァレー、エオラ・アミティー・ヒルズ
カレラの哲学を受け継ぐオレゴンの実力派ワイナリー クリストムはオレゴンでも指折りの優良なピノノワールの生産者で、特に注目すべきはそのワインメーカーのスティーヴ・ドナー氏です。カレラでアシスタントワインメーカーとして創設期から10年以上の経験を積んだ後、オレゴンでクリストムを立ち上げようとしていたオーナーのポール・ギャリー氏の目指すワイン作りに賛同し、共に畑から一貫したワイン作りに取り組んでいます。
KINGS RIDGE キングス・リッジ
AVA地区:オレゴン (現在取扱のワインはウィラメット・ヴァレーとアンプカ・ヴァレーのブレンド)
誰もが毎日楽しめる品質は高いが、お買い得なワインを作ることをポリシーとしたオレゴンのワイナリー。 キングス・リッジのアプローチは誰もが毎日楽しめる品質の高いお買い得なワインを作ることです。同じオレゴンを代表する蔵元であるトリイ・モアやレックス・ヒルで修業したワイン・メーカーのライアン・ハームスと栽培管理責任者のジョージ・ヒルベリーの2人がそれぞれ“良質なお買い得ワインを求める情熱”と“高いワイン醸造技術”に“畑での適切な管理技術”を持ち寄りユニオン・ワイン・カンパニーという会社をつくり、キングス・リッジを経営しています。オレゴンのピノノワールでありながらお手頃価格を実現したヴァリューのあるワインを是非お試しください。
Domaine Drouhin Oregon ドメーヌ・ドルーアン オレゴン
AVA地区:ダンディー・ヒルズ
ドメーヌ・ドルーアン オレゴンは、1987年、アメリカ オレゴン州のウィラメットバレーに、メゾン・ジョゼフ・ドルーアンが設立したワイナリーです。ドルーアン家の長女ヴェロニクがワインメーカーを、長男フィリップがヴィンヤードマネージャーを務め、本家ブルゴーニュのドルーアンのポリシーを受け継ぎ、異国の地で素晴らしいワインを造っています。
Willamette Valley Vineyards ウィラメット ヴァレー ヴィンヤーズ
AVA地区:ウィラメット ヴァレー
ウィラメットヴァレーヴィンヤーズは1983年に生粋のオレゴン人であるジム バーナゥによってオレゴンで手頃な価格の力強く、バランスのとれたエレガントなブルゴーニュ品種のワインをつくる目的で設立されました。直ぐにオレゴンで最も評価の高いワイナリーのひとつとなり、1994年にはオレゴンで最大の生産者となりました。急速な成長にもかかわらずジムの創設時の考えである誠実で、終生にわたるビジネスのつき合い、環境とビジネスに携わる人々を重視する姿勢は今だに変わっていません。ジム バーナゥは今日でもワイナリーの運営の中心にあり、彼のヴィジョンは訪問客を個人的に暖かく迎えることから一般的なワイン愛飲家の懐に負担をかけない素晴らしい ピノ ノワールを一貫してつくることまで全ての行動の中に明白に表れています。彼はまたオレゴン ワイングロワーズ アソシエーションの会長を永年に亘って務め、多くの他の産業や地域の主要な役職に就き、オレゴンワイン業界の形成や、今ではオレゴンのトレードマークともなっている環境に配慮し、人間に優しいアプローチの中心的な役割を担っています。
Bergstrom ベルグストロム
AVA地区:ウィラメット・ヴァレー
1997年にチュヘイラム・マウンテンズに設立したプレミアム・ファミリー・ワイナリー。ダンディ・ヒルズとワイナリーに隣接する自社畑はバイオダナイミックス農法により育成。ワインはそれぞれ低収量のもと、特徴的なクオリティで、限定数量で造られる。
King Estate キング エステート
AVA地区:オレゴン
キング エステートはピノ ノワールの生産地として有名なウィラメット ヴァレー北部のダンディ ヒルズやヤムヒル カールトンを南に約150km下った牧歌的なロレーン ヴァレーにあります。ここは南に位置していますが太平洋の寒流による冷気の影響を受けやすくエレガントで爽やかなスタイルのワインがつくられます。敷地内の中央にある丘の上に建つ城館様式のワイナリーからは牧草地、緑の山々に囲まれた418haに及ぶ所有地の素晴らしい眺めを見下ろすことができ、初めて訪れた人は生活のリズムが季節や大地の恵みと密接に繋がってゆっくり流れるシンプルな時間に呼び戻される気分になります。オーガニックの認証を受けた葡萄畑にはピノノワールとピノ グリが植えられ、敷地内には果樹園や花畑、菜園、ベリー畑が散在し、養蜂場や豚肉加工場もあります。この荘園のような環境は中世の自給自足の共同体を想起させるようですが、ワインづくりでは最先端の地でもあります。最新式の醸造機器と技術を最新の環境保全型のオーガニック農法と共に用いており、エステート レストランに於けるワールドクラスの料理プログラムは全てを見事に一体化させています。ピュアで洗練されたキング エステートのワインは上質な料理と自然な相性をみせています。 ワインのプロの皆様にはキング エステートのピノ グリが過去5年間連続して全米 のレストランでNo. 1の米国産ピノ グリになったことにご賛同していただけるものと思います。
J. Christopher Wines ジェイ・クリストファー・ワインズ
AVA地区:ダンディー・ヒルズ
ドイツ白ワイン界の巨匠、Dr.ローゼン氏がオレゴン州で注目する醸造家ジェイ・ソマーズ氏とともに立ち上げたジョイントベンチャー。二人が出会ったのは数年前。互いが持つピノ・ノワールへのパッションや方向性の共通点から夢のコラボレーションプロジェクトがスタート。互いに理解し尊敬しあう二人が銘醸地ダンディ・ヒルズで産み出す極上のピノ・ノワールです。
Ken Wright Cellars ケン ライト セラーズ
AVA地区:ヤムヒル カールトン イオラ アミティ オレゴン州の長閑なカールトンの町にあるケン ライトセラーズはウィラメットヴァレーの最上葡萄畑のテロワールをそのまま表現した単一畑のピノノワールづくりに専念し、最適な場所選びと葡萄畑の健康に細心の注意を払っています。ワインづくりは素材(テロワール)が全てです。偉大なワインは偉大な畑の葡萄でつくられます。葡萄畑のオーナーの畑の健康と凝縮したアロマ、フレーバーと質感をつくり出す極端に低い収穫量への拘りなくしては偉大なワインはつくることができません。この世の中には手を掛けないでそのままにした方がよいものがあります。ワインづくりも人間の介入を最少限にして自然の贈り物をそのままに保つことが極めて重要です。これがケン ライトセラーズのワインづくりの哲学です。ケン ライトは地元の慈善活動に積極的に参加し、ウィラメット ヴァレー北部の6つの新しいAVA(アメリカン ヴィティカルチュラル エリア)の認可にも大いに貢献しました。彼はヤムヒル カールトンAVAの提案書を起草し、協会の初代会長も務めました。
Sokol Blosser ソーコル ブロッサー
AVA地区:ダンディ ヒルズ ウィラメット ヴァレー
ソーコル ブロッサーが最初に葡萄樹を植えた1971年はオレゴン州ではまだワイン業界は殆ど存在していない状態でしたが、今日ではワイナリーの数は450以上に達し、葡萄畑も8,200ヘクタールに増えて世界中何処でもオレゴンワインを楽しむことができるようになりました。ソーコル ブロッサーはオレゴン州でワインづくりが始まって以来、環境に優しい葡萄栽培とビジネス展開に於いて指導者的役割を担ってきた家族経営のワイナリーです。ソーコル ブロッサーは環境と健康に配慮し、丘の中腹にある自社畑の特色ある風味を表現したワールドクラスのワインづくりに全力を注いでいます。このワールドクラスの品質へのこだわりと環境重視がソーコル ブロッサーのコア・ バリューとなっており、畑ではグリーン ヴィティカルチュアル プラクティスを実践し、ラベルには事務所の廃棄物をリサイクルした漂白していない紙を使っています。2005年秋には名誉ある米国農務省の正式なオーガニック証明書を受けました。
Domaine Serene ドメーヌ セリーヌ
AVA地区:ウィラメット ヴァレー
ドメーヌ セリーヌはオレゴン州の有名な葡萄栽培地ダンディ ヒルズの丘にある自社畑で丹精込めて栽培した葡萄で麗しのピノノワールとシャルドネをつくっています。畑の管理と醸造法は複雑味を持ち、凝縮してエレガントなピノノワールとシャルドネを毎年つくり出すよう全ての資財はこの目標に集約されています。凝縮したフレーバーを得る為、非常に収穫量を抑えた栽培方法(全ての品種の平均収穫量を30hl/ha)を実施しています。全ての葡萄は手で収穫し厳しい選別が行なわれます。各畑の小区画のロットは別々に小さな開放型の醗酵槽で醗酵させ、フランスの産地の異なる厳選されたオーク樽で熟成をさせます。最初から最後の行程までワインはポンプを一切使わないで グラヴィティ フローで移動させ、人の手による介入は最小限に抑えています。ピノ ノワールは14 – 18ヶ月樽で熟成させ、清澄も濾過もしないで瓶詰め時に澱引きを行います。 ディジョン クローンの自社畑のシャルドネはフランス産の小樽で醗酵し、シュル・リーで10 – 15ヶ月熟成させます。全てのワインは瓶詰後1年以上瓶熟をさせてから出荷します。
Torii Mor トリイ モア
AVA地区:ローグ ヴァレー ウィラメット ヴァレー
トリイ モアという名前は日本語で神社の入り口に立っている門 「鳥居」 トリイと古代スカンジナビア語で 「大地」を意味する モアを合わせたものです。この二つの異なった言葉を合わせてつくられたトリイ モアは葡萄の樹は大地への神聖な門を通して素晴らしいものを我々にもたらしてくれるということを隠喩しています。おそらくピノ ノワールほど栽培されている土地の微妙な意味合いをエレガントに表現する品種は他になく、トリイ モアのピノ ノワールは大地がもたらしてくれるものに余計なことをしないで純粋に表現する為、人の手の介入を最小限に抑え、天然酵母で醗酵させる等細心の注意を払ってつくられています。トリイ モアはワイン、特に ピノ ノワールは人間と自然が相互に協力しあって創り出す値段のつけられない複製できない芸術作品であると考えています。ワインは家族や友人と一緒に楽しむことのできるアートや物語と同じものであると考える私達に皆さんも同意していただけると思います。
Evening Land Vineyards イヴニング・ランド・ヴィンヤーズ
AVA地区:ウィラメット・ヴァレー
ブルゴーニュ・ミュルソーの偉大な造り手であり、世界の白ワインTOP生産者の一つとも言われる「コント・ラフォン(Comtes Lafon)」 の四代目当主ドミニク・ラフォンが初めて海外でワイン造りに携わるプロジェクトです。ニュー・ワールドのピノ・ノワールの聖地アメリカ・オレゴン州で、ブルゴーニュの伝統とスピリットを基に、オレゴンの多様性のある土壌・気候・風土を表現する有機栽培をベースとしたシャルドネとピノ・ノワールを造っています。
Elk Cove Vineyards エルク・コーヴ・ヴィンヤーズ
AVA地区:ウィラメット・ヴァレー
ヤムヒル・カールトン地区の北西、ガストンの町近くに1974年に設立されたパイオニア・ファミリー・ワイナリー。海底が隆起して形成された堆積粘土質のウィラケンジー土壌と赤土火山性のローレルウッド土壌に自社畑を所有し、それぞれ風味豊かなワインが造られる。ノースウェスト誌”2007年ワイナリー・オブ・ザ・イヤー”受賞。
FIRESTEED ファイアースティード
AVA地区:オレゴン、ウィラメットヴァレー
クリントン大統領時のホワイトハウスに接客用として取り上げられた初めての オレゴンワイン。航空会社のファーストクラスや豪華客船で取り上げられ、各ワイン専門誌でも 高評価。コストパフォーマンスの高さを追求するため従来ハワード・ロスバック社長が信頼できる契約畑より厳選したブドウを買い醸造していましたが、現在は長期的展望に立ち自社畑も徐々に広げてきています。
The Eyrie Vineyards ジ・アイリー・ヴィンヤーズ
AVA地区:オレゴン州ウィラメット・ヴァレー、ダンディ・ヒルズ オレゴンでもっとも歴史が古いワイナリー。”オレゴン・ピノ・パパ”の愛称で親しまれていたデイヴィッド・レットは1965年にダンディ・ヒルズを開墾した第一人者で、オレゴンワイン産業界の語り草となる象徴的存在。ダンディ・ヒルズに4つの畑を所有し、”ピノ・パパ”亡き後、次男ジェイソンが経営・醸造を受け継いでいる。
協力:オレゴンワインボード