カステッロ・ディ・アモローサ Castello di Amorosa

カステッロ・ディ・アモローサ 中世ヨーロッパの城を再現したワイナリー

カステッロ・ディ・アモローサ Castello di Amorosa

カステッロ・ディ・アモローサは、ナパバレーの北部、セントヘレナの北西に9km、カリストガから5km、セントヘレナ・ハイウェイ沿いにあります。
この13世紀のトスカーナ風のお城をイメージしたワイナリーのオーナーは、ヴィー・サトュイ・ワイナリーのオーナー、ダリオ サトュイです。
ヴィー・サトュイ・ワイナリーは1885年に設立され、4代続くナパバレーでは老舗のワイナリーですが、このカステッロ・ディ・アモローサは、ダリオ サトュイの個人的なプロジェクトとなります。
ダリオは、ヴィー・サトュイ・ワイナリーに創立者の曽祖父ヴィットリオの意志を継ぐ意を込めて1985年に立派なトスカーナ風の石造りのワイナリーを建てました。
その当時のダリオはヴィー・サトュイ・ワイナリー以外のワイナリーを持つことは、全く考えていませんでした。
しかし、フィレンツェ近くに小さな城、シエナ近くに中世の修道院、トスカーナ南部にメディチ宮殿を所有する程にイタリア中世の建築物に魅了されていたダリオは、ナパバレーで13世紀のトスカーナ風のお城とワイナリーを融合させる事を思いつきました。

そしてダリオは、1994年にこのプロジェクトに着手し、ヨーロッパ各地から職人を呼び寄せたり、ヨーロッパの取り壊された建物のレンガを取り寄せ、ナポレオン時代の骨董品を買い占めたりしました。
最初の計画では、セラーが無い8,500平方フィートの規模だったものが、中世の城のあらゆる要素を組み込んでいくことにしたために、はるかに大きな規模のプロジェクトに変わってしまいました。
地下の迷路のように広大なカーブとセラー、高い城壁と塔、堀と橋、中庭とロッジア、大ホールと大きなキッチン、教会、貴族のためのアパート、パンを焼く屋外煉瓦オーブン、馬厩舎、秘密の通路、中世の武器庫、そして牢屋と拷問の部屋までが計画に追加されたのです。
その結果、121,000平方フィートの規模(単純計算で14倍)になり、地下4階、地上4階で107室の建物になりました。
イタリア、フランス、ドイツなどの現存する中世の城や建築物を見学して回り、見学不可の物件はスーツを着て不動産バイヤーになりきってまで内見するほどのマニアだったダリオにとって、追加したものは、どれもが自分の城に必要不可欠なものに思えたのです。
一度これらの部屋や施設を加えたいと思ってしまった衝動を、ダリオは止めることが出来ませんでした。
ダリオは、工期は5~6年、費用は貯蓄で足りると考えていました。
しかし、数人の建築家を抱えていたにも関わらず、ダリオが思い描いていた建造物を建築するノウハウを持った建築家が居たわけではありません。特に柱のないアーチ型天井のセラーは、イタリアで偶然に知り合ったデンマーク人のラースと様々な文献やダリオが集めた写真を元にオリジナルの方法を編み出して築きました。
このような状況で工事を進めていたので、工期は6年で済むはずはありません。当然ながら費用もかさみ、ダリオの貯蓄は底をついてしまいます。
あきれ果てた奥さんとは離婚することになっても、ダリオの城に対する情熱は冷めず、ダリオはトスカーナの城や株式を売却して資金調達し、築城を継続しました。

カステッロ・ディ・アモローサ Castello di Amorosa

当初に思っていた工期を過ぎても、地下の工事すら終わっていない現実に、ダリオは自分の生きているうちに完成することは不可能のように思えました。そのような時に、イタリア ボローニャの建築家パオロ アルディート(Paolo Ardito)と出会い、人員を4倍に増やして作業に取り組みました。
2004年にバレルエイジングセラーとワインテイスティングルームを含む80の部屋で構成される地下部分が完成しました。
そして、地上の部分に取り掛かりました。大ホールの壁面には、2人の画家が1年半もかけてフレスコ画を描き、リアリティを出すために塔の一部は破壊されているという手の凝ったものでした。
古い建築資材をヨーロッパ各地からかき集め、無いものは手作りし、装飾などは手作業で作りあげました。
途中で調達した資金は尽きてしまい、銀行から借り入れした資金も尽きてしまったので、このワイナリーのために仕込んだワインの一部を販売して、資金を作りました。
そして2007年4月7日に、ダリオはカステッロ・ディ・アモローサをオープンさせました。
もちろんワインは上質のワインで、遠目にはテーマパークのアトラクションのようなこのお城も、入ってみればその重厚感から作り物ではなく本物のお城であることが分かり、共に大好評でした。

見学ツアーとテイスティング

カステッロ・ディ・アモローサ Castello di Amorosa

場内の見学は有料で、料金には試飲代金が含まれます。
自由見学できる範囲は決められていて、「拷問室」「武器庫」「バレル ルーム」などはガイド付きツアーでしか見学ができないので、1時間45分のガイド付きツアーに参加されるのがオススメです。
試飲は、追加料金を払って「チョコレート ペアリング」「チーズ ペアリング」「シャルキュトリー ペアリング」へアップグレードする事ができます。
ツアーは混雑時は規制がかかるので、公式サイトから事前に予約をしておいた方が良いでしょう。
カステッロ・ディ・アモローサの公式ホームページ

 

協力:カリフォルニア観光局

 

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カステッロ・ディ・アモローサの場所と行き方

Chimney Rock winery 4045 Helena Highway, Calistoga, CA

サンフランシスコ市内中心部、ユニオン・スクエアからカステッロ・ディ・アモローサへ、車(レンタカー)で行く場合の一例。

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