カテドラル・ゴージ州立公園 Cathedral Gorge State Park
カテドラル・ゴージ州立公園 自然の造形美を楽しむ
カテドラル・ゴージ州立公園（Cathedral Gorge State Park）は、ネバダ州 ラスベガスから北東に174マイル（278km）、グレートベースン・ハイウェイ沿いのキャリエンティから北へ14.8マイル（23.7km）行ったところに位置する州立公園。美しい自然の景観は、プロの写真家から一般のSNSユーザーに至るまで、絶好のフォトスポットとして人気である。
⇒ カテドラル・ゴージ州立公園の場所と行き方
カテドラル・ゴージ州立公園の歴史
カテドラルゴージ州立公園の美しい渓谷の歴史は、数千万年前の火山の噴火活動から始まった。噴火ごとにこの一帯に数百フィートの厚さの灰の層が堆積した。その後に、メドウバレーは水で満たされて淡水湖の底に沈んだ。この先史時代の湖は何世紀にもわたって徐々に流出し始め、湖岸に沿った侵食が起こり続けるにつれて、古代の火山活動から残された灰と軽石が露出した。
その過程で柔らかいベントナイト・クレイが浸食などの地質学的なプロセスによって、大聖堂のような尖塔や洞窟を形成した。湖が完全に枯渇した結果、このフォトジェニックな自然の造形が残った。
1924年にジェームズ・スクラッガム知事は、かつてフリーモント、古代プエブロ人のアナサジ、ネイティブアメリカンの南パイユート族の本拠地だった2,000エーカー近くの土地を保存することにした。1920年代のアメリカで起こったモータリゼーションの際、カテドラル・ゴージが地図に載り、ハイキングやピクニックが目的とする人気のドライブコースとなった。また、このエキゾチックな風景の中で、野外劇やボードビルが行われるようになった。その後、カテドラル・ゴージは1935年にネバダ州で最初の4つの州立公園の1つとなった。1930年代に造られた排水塔は今でも残っている。
カテドラル・ゴージ州立公園のトレイル
カテドラルゴージ州立公園には、渓谷の素晴らしい景色を眺めるためのミラー・ポイント・トレイル（Miller Point Trail）、ジュニパー・ドロー・ループ（Juniper Draw Loop）、イーグル・ポイント・トレイル（Eagle Point Trail）、ネイチャー・ループ・トレイル（Nature Loop Trail）、ブリオンビル・セメタリー・トレイル（Bullionville Cemetery Trail）といったウォーキングトレイルがある。
カテドラル・ケーブ（Cathedral Cave）やムーン・ケイブス（Moon Caves）には、神秘的なベントナイト・クレイの幅の狭いスロット・キャニオンがあり、人気のハイキング コースである。
カテドラル・ゴージ・キャンプグランド Cathedral Gorge Campground
カテドラル・ゴージ・キャンプグランドには22のサイトがあり、それぞれにテーブル、グリル、シェードラマダがある。キャンプグランドには、コイン式シャワーを備えた水洗トイレがあり、RVキャンプ用の電気接続も利用できる。
サイトの予約はできず、先着順で利用できる。営業時間、入場料などの最新情報については、公式ホームページで確認を。
⇒ カテドラル・ゴージ州立公園 公式ホームページ
協力：ネバダ州観光局
グレートベースン国立公園の観光ポイント一覧
カテドラル・ゴージ州立公園の場所と行き方
Cathedral Gorge State Park 111 Cathedral Gorge State Park Road, Panaca, NV
アラモレンタカー ラスベガス/マッカラン国際空港 営業所からレンタカーで行く場合の一例。
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