ワード・チャコール・オーブンズ州立歴史公園 Ward Charcoal Ovens State Historic Park
ワード・チャコール・オーブンズ州立歴史公園 ネバダ州の鉱業の歴史的な遺産
ワード・チャコール・オーブンズ州立歴史公園(Ward Charcoal Ovens State Historic Park)は、ネバダ州 ラスベガスから北に266マイル(425.6km)、グレートベースン・ハイウェイ沿いのイーリーから南へ16マイル(25.6km)行ったところに位置する州立歴史公園。
⇒ ワード・チャコール・オーブンズ州立歴史公園の場所と行き方
ワード・チャコール・オーブンズ州立歴史公園の歴史
1860年代から1870年代にピオッシュがシルバーブームで栄えている時、イーガン山脈の東の盆地は、鉄道の町トアノとピオッシュを繋ぐケイブバレーロードの途中降機地だった。
1872年にウィロークリーク盆地で放牧されている牛を探していたときに銀鉱石が発見された。
1875年4月にサンフランシスコのマーティン&ホワイト・カンパニー(Martin&White Company)は、お金を投資し、銀鉱石を溶かして銀を抽出するために製錬所(炉)を建設した。6つの蜂の巣形のチャコール・オーブンは、ピニオンパインとジュニパーを蒸し焼きにし炭化させて木炭にする効率的な方法であった。このワード・チャコール・オーブンズは、1876年から1879年にかけて稼働したが、鉱床が枯渇し、利用可能な木材が不足したことで、完全に廃止された。
チャコール・オーブンとしての機能が終了した後、悪天候の間に探鉱者の避難場所として使われたり、駅馬車を襲う盗賊の隠れ家として利用されていた。
その後、この地域は1956年まで牧場主によって個人所有および管理されていた。
1956年6月1日、ネバダ州の鉱業の歴史的な遺産である、ワード・チャコール・オーブンを保護する目的で、ネバダ州立公園委員会に特別な使用許可が発行された。
1968年に2つの私有区画がネバダ野生生物局に移された。
1969年に160エーカーが州立公園システムに移され、ワード・チャコール・オーブン・ヒストリック・ステートモニュメントとなった。
1994年に公園施設が整備され、州立公園に指定された。
協力:ネバダ州観光局
グレートベースン国立公園の観光ポイント一覧
ワード・チャコール・オーブンズ州立歴史公園の場所と行き方
Ward Charcoal Ovens State Historic Park 20 MILES SOUTH OF ELY ELY, NV
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