ルート66をレンタカーでドライブする旅 ミズーリ州編
ルート66 の概要
ルート66(Route 66)は、かつてマザーロードと呼ばれた、イリノイ州 シカゴとカリフォルニア州 ロサンゼルスのサンタモニカをつなぐ、基幹国道であったが、州間高速道路(Interstate Highway)の発達により役目を終え、1985年に廃線となった。かつて、歌や小説、映画などの舞台になった国道は、“ヒストリック U.S.66”として、人気のドライブ・コースとなった。
ルート66は全部で8つの州をまたがって横断しているが、ミズーリ州は2番目の州となる。ここでは、ミズーリ州のルート66沿道の観光スポットを数か所紹介している。前編にあたる「ルート66をレンタカーでドライブする旅 シカゴ~セントルイス編」と合わせてルート66ドライブの参考にしてもらいたい。
ミズーリ州のルート66
セントルイス(St. Louis)を出発して南西に向かい、ヴィラ・リッジ(Villa Ridge)、サリバン(Sullivan)、キューバ(Cuba)、ローラ(Rolla)、レバノン(Lebanon)などの小さな町を抜けて、スプリングフィールド(Springfield)、ジョプリン(Joplin)からカンザス州へと向かう。
セントルイスからジョプリンまでは、約300マイル(480km)の距離があり、シカゴからサンタモニカまでの全長3,755kmの約13%を占める。
ルート66 誕生の歴史
1803年にフランスからアメリカが、この周辺を含む「フランス領ルイジアナ」(現在のアメリカの15州にまたがる領地)を買収し、第3代大統領トーマス・ジェファーソンが、ルイス・クラーク探検隊をセントルイスに派遣し、ミズーリ川を遡り大陸を横断する連絡道を開拓するように命じた。
西部開拓が進み、東西貿易の礎が築かれ、1848年にカリフォルニア・ゴールドラッシュが起こり、ミズーリ州にはいくつかの貿易中継地ができて栄えた。
西部開拓の起点であるセントルイスと、西部開拓で拓けたスプリングフィールド間には、西部開拓時代よりも前から、ネイティブ・アメリカンが拓いたオセージ・トレイルがあり、この道に沿って電報線が引かれた。
ドイツで誕生し、フランスで貴族の乗り物だった自動車が、1908年にヘンリー・フォードによりT型フォードが量産された。この事により、アメリカに道路が整備されていった。
ミズーリ州でも、1922年にオセージ・トレイルが、スプリングフィールドの更に西のジョプリンまで整備され、ミズーリ州道14号線(現在のミズーリ州道14号線と異なる)となった。1926年に、この旧ミズーリ州道14号線が国道66号線に発展したことから、ミズーリー州内のルート66は“Birthplace of Route 66”とされている。
ヒストリー ミュージアム オン ザ スクエア(History Museum on the Square)の“Birthplace of Route 66”の展示エリアで、その詳細を知ることができる。
協力:VisitMO、ミシシッピ・リバー・カントリー
テッド ドレス フローズン カスタード | ルート66州立公園 | |
メラメック洞窟 | ワゴン ホイール モーテル | レッド・ロッカー |
ルート66博物館 | ヒストリー ミュージアム オン ザ スクエア | |
ルート66自動車博物館 | ファンタスティック洞窟 | ゲイリーズ ゲイ パリタ |
ジャスパー郡 裁判所 |
ミズーリ州と日本の時差
日本との時差は15時間(サマータイム時は14時間)。タイムゾーンはセントラル・タイムゾーン(中部時間)。
⇒ 日本とアメリカの時差とタイムゾーンの詳細
ルート66 ミズーリ州 の観光ポイント マップ
⇒ 大きな地図でみる
レンタカーやキャンピングカーでアメリカを走ろう
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