アトリ科 Finches
マウントレーニア国立公園のアトリ科の野鳥
マウントレーニア国立公園で見ることができる、スズメ目アトリ科の野鳥を挙げている。
ズアカマシコ Cassin’s Finch
スズメ目アトリ科
マウントレーニア国立公園では、森林もしくは亜高山帯で、春から秋にかけて見ることができる夏鳥。
ズアカマシコのオスは、真っ赤な冠羽とピンクの喉、胸、背中を持ち、羽には、はっきりとした黒い縞模様がある。
メスは、淡い灰褐色で、胸から腹にかけて茶褐色の短い筋が多くあり、羽には、はっきりとした茶褐色の縞模様がある。
雌雄共に、短く尖っているくちばし、薄いアイリングがある。
松の種やカロリナポプラのつぼみなど、木の芽や種子を食べる。
ハイガシラハギマシコ Grey-Crowned Rosy Finch
スズメ目アトリ科
マウントレーニア国立公園では、亜高山帯、高山帯で、春から秋にかけて見ることができる夏鳥。夏は頻繁に見ることはできるが、春と秋はあまり見ることができない。
羽と額が濃い茶色、目から頭部にかけて灰色、羽の一部とわき腹が淡いピンクと独特の色合い。
体の割に、羽と尾は長く、足は短い。くちばしは短く、尖っている。
群れで、エサを探して飛び跳ねていることがある。
イスカ Red Crossbill
スズメ目アトリ科
マウントレーニア国立公園では、亜高山帯、高山帯で、一年中いている留鳥だが、見れる機会は少ない。
オスは全体的にくすんだ赤色、メスは黄色がかったオリーブ色。
松、ヘムロック、ダグラスファー、トウヒの円錐形の種子をこじ開けやすいように、くちばしが交差している。
マツノキヒワ Pine Siskin
スズメ目アトリ科
マウントレーニア国立公園では、森林、亜高山帯で、一年中いている留鳥だが、冬には見つけにくい。
全体的に茶色で、多くの縞模様がある。
針葉樹林の種子を採餌する。群れで行動する。
キビタイシメ Evening Grosbeak
スズメ目アトリ科
マウントレーニア国立公園では、森林と亜高山帯で、春から秋にかけて見ることができる夏鳥だが、見かけるのはまれ。
メスと幼鳥は、ほとんどが灰色で、翼に白と黒が混じる。首と脇腹は緑がかった黄色が淡く見れる。
オスは、黒、黄、白がくっきりとしている、特に眉斑は太い黄色が特徴的。
くちばしは、雌雄共に太く短く鋭い。群れで移動する。
資料協力:National Park Service
猛禽類 | ブルーバード、ロビン、ツグミ | コガラ、キクイタダキ、ミソサザイ |
カラス科 | キバシリ、ゴジュウカラ、キツツキ | タイランチョウ科 |
アトリ科 | ライチョウ | ヒバリとタヒバリ |
ハチドリ | ホオジロ科 | アメリカムシクイ |
ツバメ | 水辺の野鳥 |
バードウォッチングツアー |
|
![]() | 初心者の方でも楽しめる、野鳥ガイド 久下直哉氏 と行くバードウォッチングのツアーです。 ⇒ 初心者でも楽しめるバードウォッチング ツアー(日本国内) |