テネシー国立野生動物保護区
テネシー国立野生動物保護区 Tennessee National Wildlife Refuge
テネシー国立野生動物保護区は、ナッシュビル国際空港から南西110マイル(176km)の所に位置する、51,000エーカー(206平方キロメートル)以上の森林、農地、草原に囲また野鳥や野生動物の保護区で、1945年に設立されました。
⇒ テネシー国立野生動物保護区の場所と行き方
テネシー国立野生動物保護区は、テネシー州北西部のケンタッキー湖と、テネシー川に沿って位置する3つのユニット、ビッグ サンディ(Big Sandy)、ダック リバー(Duck River)、バセルタウン(Busseltown)を含む、長さ65マイル(104km)の範囲にわたって伸びています。
テネシー国立野生動物保護区でバードウォッチング
テネシー国立野生動物保護区には、バードウォッチングに最適なハイキングトレイルや野生動物観察デッキがあります。ただし、水鳥やその他の渡り鳥に保護区を提供するため、11月15日から3月15日まで季節限定で閉鎖されるエリアもあります。
1月
水鳥の個体数は1月上旬にピークに達します。カナダガン、マガモ、アメリカガモ、オカヨシガモ、アメリカヒドリをはじめ多くの種類の水鳥が、湾岸、貯水池、その他の保護地域に集まります。そして、ハクトウワシを最も見ることができる月です。
2月
クロワカモメが集まり始めます。2月の後半になると、カモやガチョウが北に向かって旅立ち始めます。
3月
オオアオサギが巣作りを始めます。アメリカオシが巣作りを始め、4月下旬に子ガモが孵ります。
3月16日、越冬する水鳥のために閉鎖されていた保護区が一般公開されます。
4月
最後に北に向かうミカヅキシマアジを、まだ見ることができます。シチメンチョウにとって求愛の季節です。ミサゴがテネシー川に沿って北上するのを見ることができます。
5月
5月の初めは、この地域を移動するウグイス、鳴き鳥、その他の鳥が移動するピークです。ダック リバー ボトムズ エリアでシギ・チドリ類を見ることができます。
6月
子鹿を連れた鹿が目立ちます。6月末にカゲロウが孵化します。
7月
ビーバーが、沼地や小川に沿って活発に行動します。夜遅くまでフクロウの鳴き声が聞こえます。
8月
多くの亀が、切り株や土手で甲羅干しをします。
9月
ナゲキバトの数がピークに達する時期です。9 月下旬にカナダガンや数種の水鳥が到着し始めます。ミサゴは冬に向けて南下します。
10月
バス釣りのベストシーズンです。オジロジカは、この時期が一番目立ちます。
シカやアライグマの狩猟が始まります。
11月
マガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、アメリカコガモ、オナガガモが大量に到着します。
アカオノスリの渡りがピークに達します。ハクトウワシとイヌワシがこの地域に移動してきます。
ビッグ サンディ ユニット付近で、数種類のアビを見ることができます。
アメリカシロペリカンの群れを、12月まで頻繁に見ることができます。
11月15日以降、一部のエリアが閉鎖されます。
12月
水鳥の種類や数がさらに増えます。オオバンやカイツブリも見ることができます。水鳥のバードウォッチングに最適な季節です。
資料協力:U.S. Fish & Wildlife Service
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テネシー国立野生動物保護区の場所と行き方
Tennessee National Wildlife Refuge 1371 Wildlife Drive Springville, TN
ナッシュビル国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。
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