リールフット国立野生動物保護区
リールフット国立野生生物保護区 Reelfoot National Wildlife Refuge
リールフット国立野生生物保護区は、テネシー州北西部のミシシッピ川から東に約4マイル(6.4km)の所、リールフット湖の北部3分の1を野鳥の保護区として管理するために、1941年8月28日に設立されました。リールフットは渡鳥とハクトウワシの越冬地です。
⇒ リールフット国立野生動物保護区の場所と行き方
リールフット国立野生生物保護区は、水鳥を筆頭とする渡り鳥の生息地の確保が設立の目的だったので、管理の優先事項は、カモやガチョウなどの渡り鳥にとって魅力的な質の高い湿地エリアを提供することです。
リールフット国立野生生物保護区の四季
3月には、南アメリカから戻って来たミサゴが巣を作り、アメリカオシも営巣活動を開始します。
南で越冬していたハシビロガモやミカヅキシマアジも、到着する時期です。
3月16日から保護区の閉鎖されていたエリアが、一般の人々にも開放されます。
この時期、干潟や湿地には、シギ・チドリ類やカモ類が生息します。
4月と5月は、ハイキングやカヌー、カヤックに最適な時期です。
5月は多くの鳴き鳥やムシクイが訪れ、ミシシッピートビやや七面鳥も見られます。
リールフット湖の夏は高温多湿です。6月から7月にかけて、サギ科やウ科の野鳥が多く見られます。キバナハス(アメリカ ロータス)が咲く季節です。小鹿を見ることもあるでしょう。
秋になり涼しくなると、葉が鮮やかな黄色、オレンジ、赤に変わり紅葉が始まります。
9月には、本部事務所の付近でチュウヒを観測。
10月は、ハイキングやカヌー / カヤックを楽しむのに最適な気候です。 カヌー トレイルを漕いでさまざまな野生動物を観察しましょう。多くのオカヨシガモやアメリカヒドリがやってきます。
ハクトウワシは11月に到着し始めます。
水鳥の繁殖地となる一部のエリアは、11月15日に閉鎖されます。1年中解放されているグラッシー アイランド ワイルドライフ ビューイング ロード(Grassy Island Wildlife Viewing Road)をドライブして、シカ、シチメンチョウ、水鳥、鳴き鳥を観察しましょう。
冬は、カモやガチョウなどの水鳥が多くいます。
12月は、ロング ポイント ユニットでカモ、ガチョウ、ワシを観察する絶好の機会です。
1月と2月には、無料のワシと水鳥のツアーが開催されます。ツアーの予約は、ビジター センターに電話(731-538-2481)してください。
1月には、最大で15万羽のカモと5万羽のガチョウなどの水鳥が観察されます。
1月下旬から2月上旬が、イーグルウォッチングの最盛期です。
資料協力:U.S. Fish & Wildlife Service
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リールフット国立野生動物保護区の場所と行き方
Reelfoot National Wildlife Refuge 4343 Hwy 157 Union City, TN
ナッシュビル国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。
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