ビッグ・レイク国立野生動物保護区
ビッグ・レイク国立野生動物保護区 Big Lake National Wildlife Refuge
ビッグ・レイク国立野生動物保護区は、アーカンソー州のビル・アンド・ヒラリー・クリントン・ナショナル空港から北東へ約174マイル(278km)に位置します。
⇒ ビッグ・レイク国立野生動物保護区の場所と行き方
この保護区は1915年8月に、第28代アメリカ合衆国大統領 トーマス・ウッドロウ・ウィルソン(Thomas Woodrow Wilson)の大統領令により設立されました。保護区では、225種以上の鳥類が観察されています。
ハクトウワシ
アメリカ合衆国の国章であるハクトウワシは、ビッグ・レイクで一年中見ることができます。
大きな水域の近くの古い成長木に営巣しています。彼らの巣は鳥類の中で最大級で、深さ13フィート(3.9m)、幅8フィート(2.4m)にもなります。
主に魚を食べますが、たまに腐肉なども食べます。
オスとメスの外見は同じですが、メスの方が、オスよりも25%ぐらい大きいです。
生後4~5年で繁殖するようになります。
ハクトウワシは1960年代に急速に減少し、1978年に絶滅危惧種リストに掲載されましが、個体数が回復し、1995年に絶滅危惧種リストから削除されました。
ビッグ・レイクは、ワシの安全な営巣地として機能し、個体数の回復を助けました。
アメリカオシ
アメリカオシ(Wood ducks)は留鳥で一年中、ビッグ・レイクに生息しており、ラクウショウやその他の低地広葉樹の空洞に巣を作ります。巣に約8個の卵を産み、約25日間抱卵します。孵化した24時間以内に、ヒナは巣から飛び降りて、地面や水中で母親と行動を共にします。ヒナは生後60日で母親から離れます。
毎年、約2,500羽の子ガモを育てていると推測されています。
野生生物
ビーバー、カワウソ、アライグマ、オジロジカ、ボブキャット、アルマジロなどの野生動物が生息しており、遭遇する可能性があります。
資料協力:U.S. Fish & Wildlife Service
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ビッグ・レイク国立野生動物保護区の場所と行き方
Big Lake National Wildlife Refuge
2274 Highway 18 Manila, AR
ビル・アンド・ヒラリー・クリントン・ナショナル空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。
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