オールド・ポーグ
オールド・ポーグ The Old Pogue Distillery
クラフト・ディスティラリー(Craft Distillery)
オールド・ポーグ(The Old Pogue Distillery)は、ルイビル国際空港から北東に135マイル(216km)、ケンタッキー州 メイズビルに位置するバーボンの蒸留所です。
⇒ オールド・ポーグの場所と行き方
オールド・ポーグの歴史
オールド・ポーグ蒸留所は、1876年にケンタッキー州メイソン郡メイズビルに設立されました。今日、バーボン製造の伝統は、5代目と6代目のポーグによって引き継がれ、昔ながらのオリジナルのポーグレシピを使用しています。
メイズビルは、ケンタッキー州が州に昇格する前、バージニア州オールドバーボン郡の一部でした。この地域は石灰岩の水とコーンが、まろやかで際立った風味を生み出すことで知られていました。メイズビルのウイスキーはオールドバーボン・カウンティ・ウイスキーと呼ばれていました。
1800年代後半から1900年代前半の頃、ポーグのウイスキーは、すぐに優れた品質のウイスキーとして全国に定着し、人気を博しました。
1900年1月25日の新聞記事に、「H.E.ポーグ蒸留所は毎日50バレルのウィスキーを蒸留しており、ケンタッキーにはこれ以上の蒸留所はない」と掲載されました。この頃、アリゾナ州、オクラホマ州、さらには日本からの注文もあったと記録されています。
その後、1920年から1933年まで禁酒法時代を迎えました。
ポーグは「オールド ジョーダン」ブランドで医療目的のウィスキーを数量限定で販売しました。
H.E.ポーグ3世は、1921年6月22日にインディアナ州ローレンスバーグのグリーンデール蒸留所と、1925年11月30日にケンタッキー州コビントンのニューイングランド蒸留所の2つの蒸留所を買収しました。
主に、たばこ製品の香料として使用される「レッド スター」ラムを製造していました。
しかし、禁酒法はポーグ蒸留所を1926年8月10日に、業務終了に追い込みました。
1933年に禁酒法が終わり、多くの蒸留所が再開しようとしている最中、H.E.ポーグ3世は再開を望まず、1935年10月22日に蒸留所をローズ・オブ・シカゴに売却する交渉を行いました。
それから18年ぶりに、H.E.ポーグ3世による生産が再開することになり、ローズ・オブ・シカゴは、ケンタッキー州メイズビルの元の蒸留所跡地に3つの新しい10,000バレルの倉庫を建設しました。
現在、ポーグ家の5代目と6代目は、オリジナルのポーグレシピから作られる超プレミアムな手作りウィスキーを、目の肥えたウィスキー愛好家に提供しています。
見学ツアー・テイスティング
蒸留所を見学し、蒸留酒を試飲したり、蒸留酒を購入したりするには、予約することをお勧めします。
協力:Kentucky Department of Tourism
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オールド・ポーグの場所と行き方
ルイビル国際空港から車(レンタカー)で行く場合の一例。
The Old Pogue Distillery 705 Germantown Road, Maysville, KY
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