ワシントンD.C.

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州の成立過程

1776年にアメリカは独立宣言をし、合衆国としての歴史をスタートさせます。 当時の首都はというと、ニューヨーク、フィラデルフィアという順で移転し、歴史的にみるとワシントンは合衆国3番目の首都なのです。 フィラデルフィアからこの地に移動するにあたっては、お金がモノを言いました。 合衆国は、時のバージニア州の有力者から資金提供を受けることになりその見返りにと、首都をより南部に設けることにしたのだそうです。(すごい。お金があれば首都ですら動かせちゃうのですね。) この特別なエリアは、1788年にメリーランド州より独立、翌1789年にはバージニア州より独立し、1801年に正式に首都となりました。

隣の州との関係

メリーランド州とバージニア州に周囲を囲まれている50州のどこにも属さない特別区です。一番近い大都市は、メリーランド州のボルチモアです。

現在の位置づけ

連邦政府直轄の地でアメリカの立法・行政・司法の機関が集中しています。
数十万人の公務員が住む町、というのもこの土地ならではです。
また、ワシントンD.C.は年間数千万人ともいわれる観光客が訪れることでも知られています。
世界最大の博物館・美術館を総括する機関、スミソニアン協会があるのもここです。
しかも多くの展示が無料で見学できるとは、太っ腹というか、脱帽です。

観光名所

ワシントンD.C. Washington D.C.

アメリカの首都ワシントンは州に属さない、連邦政府直轄の独立行政区です。アメリカの政治の中心地で、連邦政府の機関が集中しています。ホワイトハウス、国会議事堂などの政府機関の他にも、スミソニアン博物館などの観光素材も豊富です。

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