しかし実際の開拓は17世紀終わりに当時フランス領であったカナダから南下したフランス人により進められました。
ちなみにこの地はフランスのルイ14世にちなんで「ルイジアナ」と名付けられたのだそうです。
この頃フランスはルイジアナからカナダに広がる広大な領地を管理していました。
しかしフレンチ・インディアン戦争に敗れたフランスは、この地のミシシッピ川より東をイギリスに、西をスペインに譲り渡すことになりました。
その後ナポレオンによりスペインが支配されたという背景もあり、フランスは再度ルイジアナの地をスペインから取り戻します。
このように、フランスとスペインにより代わる代わる支配されたルイジアナですが、
1803年ナポレオンは財政上の理由からアメリカにこの地を売却してしまいます。
これにより、アメリカの領土はぐっと2倍程度に広がったわけです。
そして1812年4月30日、アメリカ18番目の州として成立する日を迎えました。