ミズーリ州

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州の成立過程

ミシシッピ川の西、アメリカ中西部にある内陸の州です。
かつてこの地は、フランス領ルイジアナとして統治されていました。
ちなみにこのフランス領ルイジアナは、ミシシッピ川の流域をほとんど含んでおり、北は五大湖、南はメキシコ湾、東はアパラチア山脈から西のロッキー山脈までという広大な領地でした。
その後、フレンチ・インディアン戦争に敗れたフランスは、1763年のパリ条約によってこの地を手放します。
秘密の条約で再度フランスはこの地を取り返しますが、1803年ナポレオンによりルイジアナ買収が行われ、フランスによる支配は終わりを告げることになりました。
アメリカの領土となったこの地はルイジアナ準州の一部となり、1821年8月10日、アメリカ24番目の州へ昇格します。
ちなみに州の愛称は「ショウミーステート」で、「証拠を重要視する」のような意味を持ち、疑い深い州ともいわれています。

隣の州との関係

北でアイオワ州、ミシシッピ川を挟んで東でイリノイ州、南東でケンタッキー州とテネシー州、南でアーカンソー州、ミズーリ川を挟んで西でカンザス州、南西でオクラホマ州、北西でネブラスカ州と接しています。多くの州と接している珍しい州でもあります。
また、州内の大都市は東のセントルイスと西のカンザスシティです。
おもしろいのが、セントルイスはアメリカ東部の、カンザスシティはアメリカ西部の影響を大きく受けているということです。
同じ州内でも対照的な都市です。

現在の位置づけ

畜産業や農業などでは全米で上位クラスの生産を誇っています。
これゆえ、州内の農場の数は10万以上ともいわれています。
また、観光産業もさかんで、セントルイスは中西部きっての観光都市です。
州の東に位置するセントルイスは、18世紀にフランス人によって作られた毛皮交易で大変栄えた町です。
開拓時代には西部へ向かう開拓者の出発点としても大きな機能を果たしました。


アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム

発行年 2003年  発行順 24番

ルイスとクラークのセントルイスへの歴史的な帰還をテーマにしたコインです。ミズーリ川を下って探検から帰って来た彼らの後ろには、セントルイスのシンボルである、ゲートウェイ・アーチが描かれています。ルイスとクラークは1804年、ジェファーソン大統領の命令を受け未開の地、西部への探検に出かけました。彼らはミズーリ川をさかのぼり、ロッキー山脈を越え、最後には太平洋に辿り着きました。2年もの長い歳月をかけて冒険を続け、1806年にセントルイスに帰還した彼らの姿は歴史的なものとなりました。1964年、ゲートウェイ・アーチはその歴史的出発点を記念して作られました。最上部には展望台があり、セントルイスの街並みとミシシッピ河の素晴しい景観を楽しむことができます。
画像提供:"United States coin images from the United States Mint."

観光名所

セントルイス St. Louis

ミシシッピ河とミズーリ河が合流する地点で、毛皮の交易所として発展してきた街。19世紀には西部への開拓者達の出発地点として賑わってきて、ゲートウエイ・アーチがその面影を残しています。

"トムソーヤの冒険"の世界 ハンニバル Hannibal

ミシシッピ河畔で遊ぶ子供達の成長を描いた小説「トムソーヤの冒険」や「ハックルベリーの冒険」の作者マーク・トゥエインが少年時代を過ごした街。小説に登場した舞台を見に多くの旅行者がこの街を訪れます。

街の全てがライブハウス ブランソン

多くの音楽関係者が住んでいて、この街だけで49軒のライブハウスがあり、カントリー・ミュージックや50年代のヒット曲を中心に演奏されています。世界的なエンターティナーのアンディ・ウイリアムスや、ショージ・タブチ、マイク伊藤といった日本人アーチ... 続きを読む

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