州内の最大都市は、世界有数のカジノ街であるラスベガスです。
土地の大部分を砂漠で占めるこの州は、最初からカジノ産業で栄えていたわけではありません。
州成立間近の1859年、州都カーソンシティのそばで金や銀の大きな鉱脈が発見され、中でも銀の埋蔵量は世界最大ともいわれた規模でした。
州経済を支え、しばらく繁栄をつづけた鉱業でしたが、19世紀末には陰りが見え始めます。
そこで新たな経済の柱とするべく、州政府はカジノを合法化するに至ったそうです。
また、ネバダ州は税金が少ないことでも知られており、これにより大企業の進出や人口の増加などが起きているそうです。
アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム 発行年 2006年 発行順 36番雪で覆われている山並みに陽が昇っている景色を背景に、3頭の野生馬が描かれています。ネバダの州花ヤマヨモギが左右に描かれ、リボンの中にはネバダ州のニックネーム"The Silver State"(銀の州)が記されています。
画像提供:"United States coin images from the United States Mint."