ペンシルバニア州

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州の成立過程

レナペ族、サスケハノック族などの先住民族が暮らしていたこの地にイギリス、オランダ、スウェーデンの人々が入植し、その所有権を巡って戦うこととなります。その後オランダがスウェーデンを駆逐、そのオランダもイギリスに駆逐されるという形でこの3国による所有権を巡る争いは終結します。
イギリスの植民地となったこの地にフィラデルフィア市を建設、ペンシルバニア州を整備した人物がウィリアム・ペンという人物です。
独立戦争中には、ブランディワインの戦い、ジャーマンタウンの戦いが起こったりと、この地は大きな戦いの舞台となってゆきます。
そして、1787年12月12日、アメリカ合衆国憲法を批准、2番目の州として制定されることとなります。
ちなみに州の名前はウィリアム・ペンによって「シルバニア(森林)」と名づけられますが、その後ペンの父に敬意を払って「ペンシルバニア」と改称されたそうです。

隣の州との関係

北と北東をニューヨーク州、東をニュージャージー州、南をデラウェア州、メリーランド州、ウエストバージニア州、西をオハイオ州に隣接しています。
また立地的にも、合衆国内の北東部、南部、中西部などを結ぶ位置にあることから、州の愛称にも「礎石(キーストーン)の州」が採用されています。

現在の位置づけ

アメリカ合衆国建国の佇まいを色濃く残す州東部、フィラデルフィアなどには、建国のルーツを見学しようと国内からの観光客もいて、観光は州の重要な産業となっています。
また州南東部のペンシルバニア・ダッチと呼ばれる人々の集落などもあり、入植・建国当時の佇まいを多く残しています。


アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム

発行年 1999年  発行順 2番

「州」の女神像と、その後ろにペンシルバニア州の輪郭が描かれています。女神の右側に刻まれているのは州のモットー"Virtue, Liberty, and Independence"(美徳、自由、独立)です。この女神像は、ニューヨークの彫刻家であるローランド・ヒントン・ペリーによって作成されたブロンズ像です。1905年の5月25日に、ハリスバーグにあるペンシルバニア州議事堂ドームの頂上に設置されています。彼女の斜めに伸ばされた右手は「思いやり」を、左手に持つ杖には「正義」を象徴するリボンが巻きつけられています。州の図の左上にある図形"keystone"(要石)は、州のニックネームである"Keystone State"(合衆国の礎)に敬意を表すものです。これは、ペンシルバニア州が独立を始めとし、合衆国の中で中心的な役割を果たしてきたことを意味します。
画像提供:"United States coin images from the United States Mint."

観光名所

フィラデルフィア Philadelphia

ニューヨークとワシントンDCの間に位置するこの街は、アメリカの独立宣言がなされた地として有名。独立歴史公園では独立宣言のときに打ち鳴らされた"リバティーベル"を見ることができます。

ピッツバーグ

かつては鉄鋼業の中心地として栄えた町です。ペンシルバニア州の南西に位置し、オハイオ川、アルゲイニー川、マノンガヘイラ川の3つの河川にかこまれています。公共交通機関が利用しやすい点や、ダウンタウンの店舗の多さ、美術館や劇場もあり、生活を楽しま... 続きを読む

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