サウスダコタ州

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州の成立過程

17世紀以降、この地の領有権はフランス、スペイン、イギリスにより争われます。
1803年、ルイジアナ購入によりフランス領からアメリカの領土になったこの地は、1861年、ダコタ準州となりました。
このダコタ準州には、現在のノースダコタ州の他にも、サウスダコタ州、ワイオミング州、モンタナ州も含まれていました。
1868年ダコタ準州は、今のノースダコタ州、サウスダコタ州のエリアのみで形成されることになりました。
1889年11月2日、ダコタ準州は、南北に分割されノースダコタ州は39番目、サウスダコタ州は40番目の州として同日に制定されました。

隣の州との関係

北はノースダコタ州、東はミネソタ州とアイオワ州、南はネブラスカ州、西はモンタナ州とワイオミング州に接しています。

現在の位置づけ

大きな岩に彫られた大統領の顔のモニュメントで有名なラシュモア山国立記念公園など、観光資源が豊富な州として知られています。 このような観光資源があることから、国内外からも多くの観光客が訪れますが、そもそもの人口は少なくこじんまりとした街の多い州です。 外国企業の進出なども少なく、典型的なアメリカ地方都市といった素朴な佇まいをみせています。 アメリカ合衆国造幣局50州25セントプログラム 発行年 2006年  発行順 40番 州鳥のコウライキジが、マウントラッシュモア国立モニュメントの上を飛んでいるコインです。アメリカの歴代大統領の4人、ジョージ・ワシントン(初代)、トーマス・ジェファーソン(3代)、セオドア・ルーズベルト(26代)、エイブラハム・リンカーン(16代)の顔が岩壁に刻まれたこのモニュメントは、アメリカの民主主義のシンボルとして知られています。 画像提供:"United States coin images from the United States Mint." coin_SouthDakota

観光名所

ラピッドシティ Rapid City

ミシシッピ河から西へ続く大平原地帯がロッキー山脈に到達するエリア、サウスダコタ州の西部に位置する街。周辺には西部開拓時代の史跡が残り、また多くの大自然を楽しむことが出来る街です。

マウントラシュモア国立モニュメント Mount Rushmore NM

ブラックヒルズの岩山に巨大な4人の大統領の顔が刻まれています。ワシントン、ジェファーソン、ルーズベルト、リンカーンとアメリカを代表する4人で、アメリカの民主主義のシンボルとして知られています。

バッドランズ国立公園 Badlands NP

バッドランズはその名の通り”荒地”です。豊かな草原が続く大地に、突然の荒地が顔を出します。長い時間の中で風や水が土を削り、鋭い尾根や深いキャニオンを創りだしました。 大小のさまざまなキャニオンを造り、ピラミッド形の山... 続きを読む

カスター州立公園 Custer State Park

ブラックヒルズ地域の中でも、たくさんの湖や小川が美しい草原地帯にある広大な州立公園です。園内には1,500頭ものバッファローや多くの野生動物が生息し、旅行者を楽しませてくれます。

カウボーイの街ラピッドシティーからワイオミングの大自然へのドライブ

1日目:ラピッドシティ⇒マウント・ラッシュモア⇒デビルズタワー⇒ジレット ラピッドシティ市内から南へ30分ほどで、「マウントラッシュモア」に着きます。岩山に彫られた、アメリカを代表する4人の大統領を観光。近くまでトレイルで行くことができます... 続きを読む

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